新任小隊長の独り言

現役消防士、新任小隊長の日々を独り言的につづります。

今年もよろしくお願いします。

お疲れ様です、leoです。

 

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます!

 

本年もどうぞよろしくお願いします(^^)

 

みなさんはどんな年末年始でしたでしょうか?

 

僕はというと、久しぶりに年越し消防署でした。

 

特に大きな災害もなく…と書きたかったですが、残念ながら火災があったり、CPA事案もあったりで、忙しい年末年始となりました。

 

そしてコロナが落ち着いたと思いきや、今度はオミクロン株の猛威ですね(-_-;)

 

コロナはいつ終わるのやら…

 

と、暗い気持ちなにりがちですが!!

 

新しい年を迎えましたし、また新たな気持ちで1年を過ごせるよう頑張っていきましょう!

 

ということで、今回は僕がこのブログを書く理由を、僕自身への戒めとして書き残したいと思います。

 

もし良ければ最後までお付き合いくださいね(^^)

 

 

 

【ブログを書く理由】

 

今回書くにあたって見返したら、2017年から書いてたんですね…

 

自分でもビックリするぐらい、時が経つのは早いものですね(;´д`)

 

そして、前の見ると恥ずかしい…!!

 

見返したくないですね〜笑

 

でも実は、これがブログを書く理由の1つなんです(^^)

 

僕もまだまだヒヨッコの分際ですが、1つ思うことがあります。

 

それは、

 

人は年齢、環境、役職、立場等々で考え方が変わっていく

 

ということです。

 

いやいや、そんなもんわかってるよ。当たり前でしょーが!

 

と思うかもしれませんが、

 

では、みなさんが20歳の頃の仕事に対する考え方、ハッキリと覚えてますか?

 

僕は会社に対する不満だらけ&救助訓練でボコボコにやられて不貞腐れモードだったので、仕事に対しての考え方とか全っ然覚えてません!!(デカい声では言えないですね…)

 

僕のことはさておき、きっと覚えてる方もそうでない方もいらっしゃると思います。

 

だからといって別に何もありません。

 

が!

 

当時の気持ちをしっかり残していたら、そしてそれを見返すことができたら、どうでしょう?

 

話は変わりますが、仕事をしていく上で、順風満帆なことなんてほぼほぼないと思っています。

 

むしろ、つまずいたり転んだり立ち止まったり、時にはもう諦めたくなったり辞めたくなったりすることの方が多いはずです。

 

かく言う僕も、毎日何かでつまずき、けれど挫けず立ち上がって、少しずつ日々を進んでいっています。

 

そんなとき、ふと"戻れる場所"があると、割と心は救われます。

 

僕の場合、それがこのブログであり、「残すことの大切さ」でした。

 

色々な本にも書いてありますが、

 

言ったこと、書いたことは実現します。

 

僕はまだ道半ばなので実現前ですが、近い将来に実現しそうな気がしています。

 

挫けそうな時、ダメになりそうな時、僕はこのブログの最初の方を見返します。

 

そしたらですよ、割と良いこと書いてあるもんです、自分。笑

 

でもそんな過去の自分に救われることもあるんです。

 

「言ったからには、書いたからにはやってやる!」

 

これがまたモチベーションに繋がることも多々あります(^^)

 

だから、想いを残すこと、振り返ることが大事なんだなぁと思い、気が向いた時にブログを更新している次第です(^^)!

 

と書いている中、僕が初任科の時に教官から託された言葉を思い出しました。

 

「Back To Base」

 

直訳すると「基地に戻る」ですね。

 

当時教官は熱く語っていました。

 

「絶対死ぬな!絶対にケガをするな!出動したら、必ず無事に帰ってこい!仕事で悩みがあったらここに帰ってこい!お前らの消防のベースはここだ!」

 

今聴いても熱い。ヤケドするくらい。

 

そして今だから思います。

 

戻る場所がある。戻れる場所がある。

 

これってものすごく大事なことなのではないでしょうか?

 

ひとりの人として、いち社会人として、そして消防士として。

 

それぞれの人生の中で、物理的にも精神的にも、"戻れる場所"は必要かもしれませんね。

 

 

ちょっと脱線気味ですが、ブログを書く理由はこれだけではありません。

 

もう一つの理由は…

 

経験を残すため

 

です。

 

これは僕のお師匠さんから教わったことでもあり、

 

僕の消防のバイブル本の著者である、富樫金三郎先生から書籍を通じて教わったことです。

 

どういうことかというと…

 

ちょっと前に「知識と技術の伝承」って流行りましたよね?

 

団塊の世代が〜

若い世代が〜

消防力が〜

 

の、アレです。

 

アレ、みなさんちゃんと伝承されましたか?

 

僕はですね、残念ながら家事全般(それもだいぶ偏ったもの)を伝承されたぐらいで、消防のことに関しては、ほぼ何もと言って良いくらい教わりませんでした…

 

ではなぜうまく教えられない、伝わらなかったのでしょうか?

 

教え方や伝え方が下手だったからでしょうか?

 

何も経験しなかったからでしょうか?

 

いやいや、全くもってそんなことありません。(と信じたい)

 

諸先輩らは、良くも悪くも修羅場くぐりまくってます。(と信じたい!)

 

それこそ、今の僕らとは比べ物にならないくらい悪い環境、資機材、車両、人間関係の中、色々な工夫をしてくぐり抜けてきたと推察します。(と信じてます!!)

 

だから、聞けば答えてくれる、教えてくれるなんてことありませんか?

 

「あの時はよ〜」

「いや、あの人は本当すごかった!」

「あの火事は忘れられないな。」

 

等々。

 

そう、ちゃんと覚えてるんです。40年近い経験を。

 

でも奥の方にしまってあったりするわけで。

 

そして面白いことに、過去の話はドンドン盛られていきます。

 

消防で噂におびれせびれが付いて、勝手にドンドン広がるように。

 

そうなると大事な部分(知識と技術)がうまく伝わらず、結局過去の栄光の自慢話で終わる…なんてこと、きっと僕だけじゃないはず。笑

 

それでは諸先輩らの素晴らしい経験も伝わりませんよね。

 

ではどうするか。

 

そう、だから"書いて残す"んです。

 

そして僕が書くこのブログは、僕が書き続ける限り&運営さんに余程のことがない限りは、半永久的に残ります。

 

これ、スゴくないですか(^^)!?

 

もちろん紙ベースでも自分のPC内でも構いません。

 

僕もブログで書けないようなことは、自分のスマホやPCにメモメモして残してあります。

 

そして、ふとした時に自分で見返す。あるいは後輩に見本として見せてあげる。

 

うまくいけば、富樫先生のように書籍として後世にまで残ります。

 

そしてこれが「知識と技術の伝承」として、受け継ぐ人たちがいる。

 

もちろん全員に、というのは無理な話ですが、ほんの数人だけでも共感し、想いを仲間と共有してくれれば十分スゴイことだと思います。

 

自分の考えや経験を何かしらの形として残すことは、今後数十年先まで消防士として働く上で、とても大切な財産になります。

 

そして気付くんです。

 

資機材や技術は新しくなっても、それを扱う人間の大元の部分は、いつの時代も変わってなくて、みんな同じような悩みを持ってたんだってことに。

 

ので、残しておくと楽しいですよ(^^)

 

なんか尊敬する先人たちに近づいてるような気がして(^^)笑

 

 

とまぁ、なんとも脱線というかまとまりがないというか…

 

毎度毎度、最後の方はまとめる気がなくなる自分がいて申し訳ないです(^^;

 

が。まとまらないなりにも、こうして書き残すことは大事だと思います。

 

投稿する前に校正のチェックするときも、自分の考えや思いに、改めて背筋が伸びる感じもしますしね(^^)

 

 

 

 

さてさて、今回の記事はどうでしたでしょうか?

 

今年は教養や訓練をするだけでなく、その経験や結果を文字にして、形にして残してみませんか?

 

そしてそれを後輩達へと"伝承"していくための資料として、作り上げてみませんか(^^)?

 

新しい知識や技術を取り入れることも大事ですが、まずは自分の足元を見直すキッカケとして、書いて残すことにトライしてみてはいかがでしょうか(^^)?

 

ではでは、今回も最後までありがとうございました!

 

今年もどうぞよろしくお願いします(^^)

 

 

 

 

 

 

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火災救助

お疲れ様です、leoです。

 

ここ数日、火災のニュースが多く見られますね。

 

全国あちこちで様々な火災が発生しています。

 

まさに火災シーズンが来てしまった感じですね…

 

活動時には更に気を引き締め、挑んでいきましょう!

 

さて、今回は火災救助のことについて書きます。

 

と言っても、今回もまた別の視点です。

 

皆さんならどう助けるでしょう(^^)?

 

ぜひ考えてみてください。

 

それでは、今回も最後までお付き合いください(^^)

 

 

 

【木造二階建て一般家屋からの救出!!】

 

みなさんはこのニュースを見たでしょうか?

 

東京・中野区 住宅火災で2人死亡 0歳男の子 2階から救助

(タップするとニュース映像にとびます。)

 

この火災で2名の方が亡くなりました。

 

火災での死亡事故、とても心が痛みますね…

 

そして近隣住民の方の勇気ある行動には心からの敬意を表します!!

 

本当にスゴいことですよね。

 

普通は中々できないことです。

 

では、もしこの現場に最先着隊として現着したら、みなさんはどのように活動するでしょうか?

 

想定は次のとおりです。

 

「木造二階建て一般家屋、1階から火炎噴出、2階ベランダに要救助者がいる模様。なお、入電多数あり。その他詳細不明。」

 

そしてここで1つ想定を付加します。

 

『現着すると、2階のベランダで母親が子どもを抱きながら「この子を落とすから、この子だけでも助けてください!落とします!落とします!」と、叫んでいる。子どもは1歳未満の乳児とする。』

 

まさに今回のニュースの現場です。

 

みなさんはどういう活動を考えるでしょうか?

 

先ほどのニュースの近隣住民の方のように、1人で受け止めますか?

 

それとも隊員数人でブルーシートや毛布を使ってクッションのように受け止めますか?

 

火災がすぐそこに迫る母親からすると、「子どもを落とす」しか選択肢がない状況で、消防隊としてのみなさんの咄嗟の判断はどうなるでしょうか?

 

乳児ダミーは土嚢袋に土詰めて、5キロくらいを目安に作ると良いと思います。(写真参考にしてください。雑な作りですが…笑)

 

f:id:leo1227:20211216002040j:image

 

そして2階くらいの高さから、色々な落とし方でキャッチしてみてください。

(横抱き、縦抱き等々…)

 

見たことある、知っているのとは訳が違います。

 

こればかりは絶対に経験しないと掴めないものがあります。

 

こんな遊びみたいな訓練(体験?)ですが、現にこうして事実としてある事案です。

 

百聞は一見にしかず。

 

お時間あるときに、ぜひやっていただきたい訓練です(^^)!

 

そして、隊として1番良い方法を探してみてください!

 

消防人生で一度あるかないかの案件かもしれません。

 

が!!

 

その一度に備えるのが僕たち消防士の仕事です。

 

無駄なことなんてありません。

 

ぜひトライしてみてくださいね(^^)!

 

ちょっと火災救助とは違うかもしれませんね…(^^;

 

今回も最後までありがとうございました!

 

 

 

 

 

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CHIBA ONE TEAM!!

お疲れ様です、leoです。

 

あっという間に冬になっちゃいましたね。

 

火災シーズンも段々と近づいております。

 

一段と気を引き締め、勤務にあたりたいですね(^^)!

 

さて、今回は簡単なお知らせのみとなります。

 

というのも、この度新しい勉強会の立ち上げに関わったもので…(^^)

 

その新しい勉強会というのが

 

CHIBA ONE TEAM

 

です!

 

詳しくは下記のアドレスからどうぞ(^^)

 

https://instagram.com/chiba_one_team?utm_medium=copy_link

 

「共に学ぶ」というスタンスで、色々な勉強会を開催していく予定です。

 

教える&教わるではなく、一緒に勉強して、一緒に成長し、そして消防士という仕事に楽しさと誇りを感じられるように、そのキッカケとなる勉強会にしたいとのことでした(^^)!

 

僕自身も立ち上げに大きく関わっておりますので、もし勉強会に参加できるようであれば、いつかどこかでお会いできることかと思います(^^)!

 

興味があれば、ぜひフォローしといてください(^^)

 

損はしないはずですよ!笑

 

それではまた(^^)

 

 

 

 

 

 

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車を持ち上げてみよう!

お疲れ様です、leoです。

 

緊急事態宣言も解除され、コロナも少しずつ終息気味ということで、

 

先日、人生初のキャンプに行ってまいりました。

 

クッソ寒かったです。もうこの時期は行きたくありません。

 

でも、焚き火を見ながら飲んだウイスキーは、大人を感じた気持ちの良い瞬間でした。

 

あと、消防士なのに火を見ると落ち着くのを実感(゚∀゚)笑

 

不思議なもんですね!笑

 

さて、今回は署で車を持ち上げてみたので、その時のことを書いていきたいと思います。

 

決してふざけてはいませんので、お時間ある方は最後までお付き合いください(^^)!

 

 

 

【車を持ち上げる!?】

 

先日、僕の住む街の近くで自転車とトレーラーの事故がありました。

 

交差点でトレーラーが左折しようとしたところ、横断していた自転車を巻き込んでしまったものです。

 

結果、自転車の方はトレーラーの下に巻き込まれ亡くなってしまったそうです…。

 

この事故を受け、車に巻き込まれ、車の下敷きになった人の救出方法を検討し、訓練してみました。

 

ただし、出動隊は消防隊と救急隊それぞれ一隊のみという負荷を加えています。

 

救助隊が出動しちゃって来れない!なんてこともあり得ますからね。

 

つまり、初動はウチの署の体制での活動となるわけです。

 

そうなると、です。

 

立派なレスキューツールもなければ、救助隊の経験もない職員のチームでの活動…どうなるやら!?

 

と、これが今回僕がやりたかったことです(^^)

 

今いる人、今ある資機材を使ってどのような活動をするか。

 

これがものすごく重要なわけで。

 

「救助隊がいれば…」

「あの資機材があれば…」

「あいつとじゃなければ…」

 

はい、全部言い訳です。

 

傷病者の前でこんなこと言えますかね?言えないですよね?

 

そしたら「いる人、あるモノ」で勝負するしかありません!

 

 

 

…ということで、早速やってみました。

 

ウチの署の事務連絡車両でコータロー君を轢いて(愛護的に)、下敷きになって挟まれている想定としました。

 

車両に積載されている資機材なら何でも使ってOK。

ただし、救助隊はかなり遅延するので、ウチの消防隊と救急隊だけで初動対応するしかない状況。

 

どうなるか…

 

見事!良い案がでました(^^)!

 

しかも1番若い隊員から。

 

これには僕も嬉しい限りです。

 

どんな方法かは提示しませんので、もし機会があれば、ぜひ所属でやってみてください!

 

1つ言うならば…

 

ツールに囚われるな。

 

ですかね(^^)

 

高性能な資機材もたくさんありますが、

 

最後に活躍するのは、なんたって人材というツールです。

 

今いる人材を使いこなせてこそ、チームとしての本当の力が発揮されます。

 

さぁ!訓練やってみましょう(^^)!

 

 

 

 

 

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刈り払い機&チェーンソー安全研修会(その1)

お疲れ様です、leoです。

 

なんだか気持ち悪いくらいコロナが落ち着きましたね…

 

でもこの静かさがいつまで続くのか心配なところです。

 

僕たち消防士は、まだまだ気を緩めずに仕事に取り組みましょうね!

 

さて、今回は先日参加してきた「刈り払い機&チェーンソー安全研修会」について書いていきます。

 

めっちゃ良い勉強になりました!!

 

頑張って書いていきますので、良ければ最後までお付き合いくださいね(^^)

 

 

 

【刈り払い機&チェーンソー安全研修会】

 

めっちゃ大々的に書きましたが、今回僕が行ってきたのは"安全研修会"というもので、

 

僕が住む街の市民講座として開催されたものでした。

 

そのため、なんと受講料は無料!!

 

めっちゃありがたいですね!笑

 

とはいえ、正直なところ、受講前はあまり期待してませんでした。

 

「無料だし市民講座だし、刈り払い機のこともあるし、ちょっと勉強になれば良いや!」ぐらいの気持ちで行きました。

 

会場に着いても、僕以外は人生の大先輩方ばかりで、僕は完全に場違い感が…

 

こりゃチェーンソーじゃなくて、草刈りやる人の研修会だったな…やっちまった…( ;∀;)

 

と。笑

 

でも着席してその考えが浅はかだったことに気付きました。

 

テキストすごいぞ!!

 

さっと目を通しただけでも、とても市民講座レベルとは思えない内容で、1人席に座り感激しておりました。

 

そしていざ講義が始まったのですが、講師の講義への導入方法が非常に勉強になりました。

 

講師はまず初めに事故事例から話し始めました。

 

これによって不思議と部屋の空気がガラッと変わり、一気に講義に引き込まれたように感じました。

 

たぶんですが、具体的なイメージをさせることによって、集中させる工夫なんだろうなぁと思います。

 

この方法、資機材の取り扱い訓練を指導するときに真似してみようと思いましたね(^^)

 

さて内容についてですが、要所要所で講師の"プロとしての意識の高さ"を感じることができました。

 

特に安全面に関してです。

 

例えば、安全操作をする上で必要な3つの要素について、みなさんはパッと浮かびますか?

 

講師は「正解はありません。機材を安全に使うために皆さんが考えていること全てが正解ですよ。ただし、今回は講習会なのであえて答えを言うのなら…

①知識

②技術

③判断力

の3つが必要不可欠なものです。」

 

とおっしゃっていました。

 

そして何より印象に残ったのが、判断力について話してくれた内容です。

 

「判断力は、使った人の経験に基づいて養われていきます。

 つまり、ただ使うだけでなく、使ったことを経験として蓄積していかないといけないということです。

 そして、少し厳しいことを言いますが、最終的に使う・使わない、やめる・やめないの判断をするのは自分自身なので、言うならば、事故は全て自分の責任ということになります。

 

めっちゃグサっときました。

 

以前、僕の所属でエンジンカッターの事故があったとき、会社と上司は「本人の責任」とバッサリ切り捨て、当時の僕は会社と上司にものすごく失望したのを覚えています。

 

その後、安全管理について考えることになり今日に至る自分がいるのですが、

 

今回のこの考えを聞き、自分の考え方を変えなければならないと感じました。

 

批判覚悟でめちゃくちゃ厳しいこと書きますが…

 

会社や上司が責任を取らないとか守らないのではなく、

力量不足で事故を起こす人間の責任なんて取りきれないし守りきれないのだ、と。

 

これ、きっとものすごく批判くるだろうなと思います。

 

でもきっと、皆さんの心のどこかで同じように思うこともあるはずです。

 

だって事故は、自分の技量不足、知識不足、そして気の緩みや驕りから発生しています。

 

どの事故事例を見ても共通しているはずです。

 

結局は自分自身の問題なんです。全部。

 

だからこそ、事故を起こさないために、知識も技術も判断力も、全部ピカイチにしなければならないと思います。

 

そしてその根底には「消防士としてのプロ意識」が絶対に必要です。

 

厳しいこと書きますが…

 

プロとして知識も技術も判断力も足りていないから、事故が起きる。

だから毎日毎日訓練や教養をやって、プロとしての知識、技術、判断力を身につけ、絶対に事故を起こさない人&環境を作り上げることが何よりも大切

 

ということではないでしょうか?

 

なぜ毎日同じような訓練をするのか。

 

災害に対する備えだけでなく、自分、そして仲間を事故から守るためにも必要ということですね。

 

えらそうなことは言えませんが、僕も今一度、気を引き締めていかなければと思った次第です。

 

 

……お気付きかもしれませんが、話が本題へ辿り着かないくらい濃い内容だったので、技術面の話が進んでおりません。笑

 

ので、今回は座学のことだけ書いていきますね。笑

 

だから(その1)ということでございます。ご了承を(^^;

 

さてさて、座学の話に戻ります。

 

みなさんは暗黙知という言葉を知っていますか?

 

僕は今回の研修を受けるまでは知らない言葉でした。

 

ということで、久しぶりにGoogle先生から引用させていただきます。

 

暗黙知

「経験や勘、直感などに基づく知識」「簡単に言語化できない知識」「言語化しても、その意味が簡単には伝わらない知識」「個々人が言葉にされていないものとして保持している知識」のことで、経験的知識とも呼ばれるもの。

 

こんな感じでございます。

 

例えばで言うと、寿司職人の"見て覚えろ"の世界ですね。

 

まさにプロの領域。

 

林業では、山を相手に生きた木と対峙して作業しています。

 

そのため、言葉で伝えられる技術ばかりではないと、何よりも経験がモノをいう世界だとおっしゃってました。

 

もちろん消防の世界にも、この暗黙知に当てはまることが多くあります。

 

が、消防の場合はちょっと違うと思います。

 

というのも、

 

そもそも教え方知らない

 

という人たちが多すぎて、

 

そもそも教えられない

 

ということの方が多いかと…。

(「簡単に言語化できない」んじゃなくて、「ただやってるだけだから言語化できない」ってとこですかね。)

 

僕個人的には、この暗黙知という言葉は、

 

プロが行き着く先にある知識や技術のことだから、今はまだ簡単に使ってはいけない言葉だと思いました。

 

まだまだプロと呼ばれるにはヒヨッコ小隊長です。

 

もっともっと勉強して、技術を磨いていかなきゃならないと痛感しました。

 

 

 

まだまだ続きます。笑

 

突然ですがみなさん、基本って言葉をちゃんと説明できますか?

 

僕はこの"基本"という言葉、正直あまり好きではありませんでした。

 

なぜかと言うと、

 

めちゃくちゃ曖昧な言葉だから

 

です。

 

例えば思い浮かべてみてください。

 

みなさんの所属で三連梯子を使う操法を行うとします。

 

実施隊員は10年目の中堅職員と初任科出たての2年目の若手職員。

 

さ、操法に則りいざ開始!!

 

「おいおい、搬送は基本上部側からだろ?」

「いや、自分は基底部側から搬送と教わりました。」

「いやいや!基本は上部側からだから。それは応用。基本は上部側からなの!!」

「………。」

 

んー、あるある。笑

 

みなさんもこんな経験ありませんか?

 

何かしらの取り扱い訓練や操法をやるとき、消防学校の期によってやり方が違うなんてこと。

 

僕の所属では大ありです。

 

そりゃそうです。

 

教える人が違いますし、狭い消防の世界といえど、やり方も資機材も日々進歩していますからね。

 

ただ、どちらの言い分も正しいことはわかるはずです。

 

10年目の中堅さんは、当時の学校で教わったことなので間違いではありません。

2年目の若手くんも、ついこの間卒業した初任科で教わったので間違いではありません。

そんでもって極め付けは、どっちでもOKでしょ。

といったところ。

 

つまりです。

 

基本が行方不明

 

ということです。

 

そうなるとこの"基本"という言葉、かなり曖昧に聞こえてくると思います。(僕だけだったりして…汗)

 

だから普段の訓練でも、あまり基本という言葉は使いたくなかったのですが、今回の研修会で講師の言っていた一言で考えが変わりました。

 

次の通りです。ここから激アツです。

 

「私たちが"基本"を教える時は、"自分にあった型を見つけてくださいね!"とお伝えしています。

人によって、背の高さ、足の長さ、腕の長さが違います。

説明書どおりの"基本"を押し付けるのではなくて、自分の身体の大きさにあわせ、自分自身が安全に操作できる自分の型が、その人の"基本"なんですね。

だから今日は皆さんも、それぞれにあった"基本"を見つけて帰ってくださいね。」

 

めっっっちゃ腑に落ちました。(僕だけ…?汗)

 

ここからは僕なりの解釈となりますが…

 

基本というのは、それぞれが教わってきたバックヤードから作られるものだと思います。

 

もちろん、何かをするにあたって、意思統一を図るための基本はなくてはならないと思います。

 

それがたぶん「基本操法」なのかなと。

 

が、それ以上に求めるとなると、それは押し付けであり、強要であり、基本大好きの自己満ヤローになってしまいます。

 

基本はあくまで"その人の中にあるもの"です。

 

「教える」という観点からすると、「認めることの大切さ」ってところかと思います。

 

ではなぜ基本の解釈が歪んでしまったのか。

 

それはきっと、教える側に問題があるのだと思います。

 

なんたって、基本は教えやすいですからね。

 

なーんにも考えず、その人の基本を押し付けちゃえばOKですから。

 

「これが基本だ!」(俺が基本だ!)

 

ってことです。(超拡大解釈しています。)

 

だから今まで何かを教わる時、基本が行方不明になってたんだなぁって思いました。

 

もし、人それぞれに性格があるように、人それぞれに基本があることを知っていれば、もっと消防の世界は拡がっていたような気もしなくはありませんか?

 

ちょっと論点がズレ始めましたが、要は

 

基本は自分の型

 

ってことです。

 

押し付けて強要するものではなく、あくまでも自分の型(基本)を提示する。

 

そして相手の型(基本)がどんなものかを知り、認めてあげる。

 

そしたらきっと、チームとしての新しい型(基本)ができあがるはずです。

 

そうすればもっと良い訓練、良い教養、そして良い活動に繋がる気がしませんか(^^)?

 

 

 

…うーん、我ながら見事に脱線気味。笑

 

そして文字数多くなってまいりました。笑

 

ということで、座学の内容はここまでです。

 

もう刈り払い機とかチェーンソーとか関係ないことばかりですね(^^;)

 

でも伝えたかったことはコッチなんです(^^)

 

使い方は、教われば誰だってできてしまいます。

 

でも、使いこなすには、ただ教わるだけではダメなんです。

 

技術がいくらあってもダメなんです。

 

先人たちが積み上げてきた経験を、僕たちはしっかり受け止め、学び、そこから新しい経験を積んでいかなきゃダメなんです!

 

(だから脱線してるんです!!!笑)

 

 

うまく伝わったでしょうか…(^^)?

 

今度ゆっくり実技編を書いていきます。

 

今回は久しぶりに長くなりました。

 

最後までお付き合いありがとうございました(^^)

 

 

 

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トイレ閉じ込め事案

お疲れ様です、leoです。

 

コロナ、少しずつ落ち着いてきましたね。

 

まだまだ油断できるような状況ではありませんので、ここからまた一段と気を引き締めていきたいですね!

 

さて、今回は署でやった「トイレ閉じ込め事案」の訓練。

 

単純な想定で、単純な現場と思いましたか?

 

それはすでに僕の術中にハマっております…。

 

ということで、フィードバックを兼ねた内容を書いていきます。

 

良ければ今回も最後までお付き合いください(^^)

 

 

【酔っ払いがトイレから出てきません!!】

 

今コロナの時期だからこそありませんが、割と年に数回出るような案件ですね。

 

訓練場所はピカピカの職員トイレ。

 

想定は…

トイレ個室のドアは施錠され開放不可

内開きのドアは、ゲロまみれで倒れてる傷病者に引っかかって開けられない

トイレ上部は人が入れる隙間あり

その他、現場にあるものは使ってOK

 

「なんだよ、こんな単純な想定?やる意味あるのかよ…」

 

こんな雰囲気を感じましたが、そう思ってくれてありがとう!な訳で。

 

実際やってみたところ、まんまと術中にハマってくれました。笑

 

活動の内容については省略します。

 

みなさんぜひやってみてください(^^)

(やる前はトイレピカピカにした方が良いです。要救役やらされるので。)

 

このような"みんなができること""急ぐ必要のない簡単な想定"というのは、消防隊と救急隊の連携訓練の醍醐味が詰まっております。

(急ぐ必要のないというのは、緊急性があまりないですよ、ということです。決して酔っ払いに対する考え方ではありません。急性アル中の可能性もありますからね。)

 

どういうことかと言うと、意思疎通の大切さに気付ける訓練ということです。

 

上述したように、みんなができることをやるからこそ、

 

なによりも意思疎通が重要です。

 

僕が後輩に常々言うのは、

 

現場で阿吽の呼吸なんてない、ちゃんと言葉でコミュニケーション取れ!

 

ということ。

 

自分が何を考え、どう行動しようかなんて、言葉で伝えなきゃ何もわかる訳がありません。

 

身近なところで例えてみましょう。

 

自分のスマホを信頼してる後輩に投げ渡すとします。

 

当然、キャッチ失敗したら画面グッチャグチャに割れるでしょう。

 

その時みなさんは、後輩に対して何も言わずに投げ渡しますかね?

 

僕だったら「今からスマホ投げるから、ちゃんとキャッチしてくれよ!!」って言います。

 

そうすれば、余程嫌われていない限りはちゃんとキャッチしてくれるはずです。

 

…といった具合に、

 

これから自分がやること、やろうとしていることを伝えることこそ、現場では何よりも重要だと思います。

 

それなのに、みんなが知っていること&できることの活動になると、これが省略されがちです。

 

なんでかと言うと、

 

みんな知ってるでしょ?

みんなできるでしょ?

 

という、ものすごく勝手な思い込みのためです。

 

この思い込みをなくすためにも、日頃からみんながわかってる、できて当たり前の訓練を取り入れることをオススメします(^^)

 

そしてこの訓練をさらに派生させていくのならば、ここに心理的負荷を加えると、もっと良い訓練になります。

 

この心理的負荷というのは、

傷病者がCPA状態

何分後に状態悪化します

とかです。

 

もっと単純にタイム測りまーすだけでも全然OKです。

 

この心理的負荷が加わるだけで、ボロボロ&ワチャワチャになったりします。

 

現に今回の想定でもワチャワチャになりました。笑

 

もちろん、フィードバックで心理的負荷について、ちゃんと説明する必要があります。

 

たったこれだけの負荷で、心理的に影響が出て、その先の活動にも影響が出るんです、と。

 

僕自身、救急隊長として活動する中で「冷静にならなきゃ!」と思う場面を何度か経験していますが、

 

この時点で"普通ではない心理状態"になっています。

 

こればかりは経験し場数を踏む必要がありますが、今回のような訓練をとおし、知っておくだけで普段の活動がガラッと変わります。

 

めっちゃ変わります。

 

心理的負荷を加える訓練、ぜひやってみて欲しいところです(^^)!

 

 

 

さてさて、今回はいつもの訓練にスパイスを!的な感じの内容でしたが、いかがでしたかね(^^;)?

 

僕たちの仕事は意外にも事務仕事が多く、時間がない!って言われることも多いですが、今回の訓練なんかは1回10分くらいで終わっちゃいます。

 

フィードバック入れても20分です。

 

署で過ごす1日の中で、20分も取れない勤務状況だったとしたら、割と異常ですよね…(大きい所属さんはそんなことないかもしれませんが)

 

少しの時間、隙間時間に、今回書いたような単純かつ簡単な想定訓練を積み重ねていけばきっと、

 

素晴らしいチームができあがるのではないでしょうか(^^)?

 

そんな息のあった素晴らしい消防隊がいるなんて、これ以上ない市民サービスだとは思いませんか(^^)?

 

僕のチームもまだまだこれから。

 

もっともっと鍛えていきますよー!!

 

今回も最後までありがとうございました(^^)

 

 

 

 

 

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お気軽にどうぞ!

ドア開放講習会

お疲れ様です、leoです。

 

コロナ、いよいよ本格的にヤバいですね…。

 

僕の所属する街も、ほぼ医療崩壊状態です。

 

この前はコロナ患者搬送のため、4時間拘束されました。

 

他の隊は深夜1時から翌11時まで拘束されていたこともありました。

 

このままじゃ本当に救える命が救えなくなります。

 

そうならないためにも、今一度自分自身の行動にも責任を持たなければなりませんね。

 

僕たち消防士から率先して、言葉だけでなく行動もしっかりしたいところです。

 

 

さて、今回は緊急事態宣言前に行ってきた「ドア開放講習会」について書いていきます。

 

よければ最後までお付き合いください(^^)

 

 

 

 

【ドア開放講習会】

 

昨年、勉強会でも講師をお招きして開催したのですが、今回はこちらから行かせていただきました。

 

「1回目は行くけど2回目以降は行かないよ。勉強したいなら自分から来なさい。」

 

講師からハッキリ言われました。笑

 

でも本当そのとおり。

 

教わるチャンスは待ってても来てくれません。

 

チャンスは自分で掴むものって、いろいろなところで言われてますもんね。

 

ので、この機会を逃すことなく行ってまいりました。

 

参加は2回目となる講習会ですが、当然ながら

 

2回目の方が身になりました!

 

昨年の初めての講習会以降、署でドアをもらって切りまくって、いろいろと勉強したり試したりしていました。

 

もちろんまだまだ足りない訳ですが、それでも2回目の講習会は1回目の講習会より理解度が抜群に上がります。

 

ましてやドア開放なんて、所属にいても何回もできることじゃありませんからね。

 

やっぱり自分から動かなきゃ!

 

ということで、意気揚々と行ったのですが…

 

朝早く出発し、高速のSAでLINEが。

 

息子さん、まさかの急性胃腸炎発覚( ̄O ̄;)

 

そして嫁さん、

 

行かないでもらえば良かった…

 

そりゃそうですよね。

 

僕も出発前にわかってたらお断りしてました。

 

が、出発して早2時間近く。

 

戻るに戻れない…。嫁さん、息子よ、本当ゴメンよ(;ω;)

 

と、わたくしleo、非常にブルーな気持ちで講習会に臨みました…。

 

現地に着くも、正直、どこか上の空だった感も否めず…。

 

仕方のないことだけれど、心理的な要因が身体にも影響することを身をもって感じました。

 

メンタル面をバッチリにしておくことも、仕事をする上でとても重要なことだと、改めて気付かされた1日でした。

 

 

講習会では何枚ものドアを、様々な方法で切って参りました。

 

いつもは訓練を監督する身なので、自身がめいいっぱい訓練できるのは本当にありがたい。

 

後輩の目なんかないから、失敗も何も怖くない。笑

 

でもこれ、立場が変わるってこういうことなんだなって思います。

 

後輩に指導する以上は、自分もできなきゃ示しつかないですからね!

 

いかにコソコソガッツリやるかですね( ̄^ ̄)笑

 

そして今回はハッとさせられた一言があります。

 

それは、

 

機械は優秀、それを扱う人間が使いこなせてこそ、その機械の性能を最大限に引き出せる

 

という言葉。

 

これは僕も常々思っていましたが、改めて言われてハッとしました。

 

僕の署でも、"使えない"とされている資機材が車載されています。

 

でもその資機材、初動の現場でかなり"使える"資機材であって、それを経験し知っている車両担当が導入してくれたものなんです。

 

僕個人的には、車に載ってる資機材は全て使うために載せているものなわけで、載せてる以上は使いこなすべきだと思っています。

 

ので、使えないって言うのは、自分が使いこなせないって言ってるようなもんだとも思っています。

 

これ、人材育成も一緒ですね。

 

「あいつマジ使えないんだよ。」

「え?そうなんですか?」

「俺の下に配属だったから色々教えたけど、全っ然ダメだったわ。マジ使えない。」

「そうなんですかぁ…(それ、アンタの指導が悪いんじゃ…?)」

 

消防あるあるじゃないですかね?笑

 

使えなくしてるのは自分自身です。

 

そんな使えないモノ、誰が金かけて作るんですか?

公務員試験に受かるくらい優秀な人物、本当に使えないんですかね?

 

聞いてみたいですよね〜( ´Д`)

 

グチはさておき。笑

 

今回は低価格のブレードだけでなく、パートナー純正のブレードでも切らさせてもらえた。

 

久しぶりに純正で切りましたが、やっぱスゲーです。切れます。(そりゃそうですよね。笑)

 

そして思ったのが、やっぱり数をこなすことが何より大事だということ。

 

燃焼実験でも感じたところですが、今回のドア開放でも、五感で理解し始めたと感じるところがありました。

 

もちろんまだまだだですが…

 

燃焼実験もそうですが、数をこなすと本当に五感が冴えてくるのがわかります。

 

これが"特化していく"ってことなんですかね…?

 

 

さて、今回もたくさん切らせてもらいました。

 

もしかしたら、僕の所属で一番ドア切ってるかもしれません。

 

ということは、この知識をアウトプットしていく番ですね。

 

自分の言葉で、自分の考えを交えながら、後輩達に伝えなきゃなりません。

 

教わってお終いじゃ、ただの自己満足ですから。

 

頑張らねば( ̄^ ̄)!!

 

 

 

講習会の最後、講師から過去の経験のお話がありました。

 

講師がドア開放に注力したキッカケのお話です。

 

内容はぜひ講習会でご本人から聴いてください。

 

どんな人にも、キッカケとなることがあります。

 

そのキッカケが良い方に働くも、悪い方に働くも、自分次第です。

 

経験を伝えるには、経験するしかありません。

 

良いことも、悪いことも。

 

それを伝えられるような人間にならなきゃなと、講師を見ていつも思います。

 

だからこそ、こういう機会を逃すことなく、全てを記録し、残していくことが大切だと。

 

後輩の育成だけでなく、自分への戒めも込めて…。

 

なんかうまくまとまらないですが、一言で言うと、今回もお師匠さんの人柄に触れられた良い講習会でした。

(もはやドア開放関係ないという…)

 

ドア開放だけでなく、消防人生に新しい刺激をもらえるこの講習会、ぜひぜひ参加してみてください!

 

もしかしたら僕とも会えるかもしれません(^^)

 

その時は遠慮なく声かけてください(^^)!

 

それと!!!

 

何より家族あってこそです。

 

毎日どこかでサポートしてくれる人達がいることを忘れずに、消防士頑張りましょう!

 

 

 

 

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