新任小隊長の独り言

現役消防士、新任小隊長の日々を独り言的につづります。

今年もよろしくお願いします。

お疲れ様です、leoです。

 

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます!

 

本年もどうぞよろしくお願いします(^^)

 

みなさんはどんな年末年始でしたでしょうか?

 

僕はというと、久しぶりに年越し消防署でした。

 

特に大きな災害もなく…と書きたかったですが、残念ながら火災があったり、CPA事案もあったりで、忙しい年末年始となりました。

 

そしてコロナが落ち着いたと思いきや、今度はオミクロン株の猛威ですね(-_-;)

 

コロナはいつ終わるのやら…

 

と、暗い気持ちなにりがちですが!!

 

新しい年を迎えましたし、また新たな気持ちで1年を過ごせるよう頑張っていきましょう!

 

ということで、今回は僕がこのブログを書く理由を、僕自身への戒めとして書き残したいと思います。

 

もし良ければ最後までお付き合いくださいね(^^)

 

 

 

【ブログを書く理由】

 

今回書くにあたって見返したら、2017年から書いてたんですね…

 

自分でもビックリするぐらい、時が経つのは早いものですね(;´д`)

 

そして、前の見ると恥ずかしい…!!

 

見返したくないですね〜笑

 

でも実は、これがブログを書く理由の1つなんです(^^)

 

僕もまだまだヒヨッコの分際ですが、1つ思うことがあります。

 

それは、

 

人は年齢、環境、役職、立場等々で考え方が変わっていく

 

ということです。

 

いやいや、そんなもんわかってるよ。当たり前でしょーが!

 

と思うかもしれませんが、

 

では、みなさんが20歳の頃の仕事に対する考え方、ハッキリと覚えてますか?

 

僕は会社に対する不満だらけ&救助訓練でボコボコにやられて不貞腐れモードだったので、仕事に対しての考え方とか全っ然覚えてません!!(デカい声では言えないですね…)

 

僕のことはさておき、きっと覚えてる方もそうでない方もいらっしゃると思います。

 

だからといって別に何もありません。

 

が!

 

当時の気持ちをしっかり残していたら、そしてそれを見返すことができたら、どうでしょう?

 

話は変わりますが、仕事をしていく上で、順風満帆なことなんてほぼほぼないと思っています。

 

むしろ、つまずいたり転んだり立ち止まったり、時にはもう諦めたくなったり辞めたくなったりすることの方が多いはずです。

 

かく言う僕も、毎日何かでつまずき、けれど挫けず立ち上がって、少しずつ日々を進んでいっています。

 

そんなとき、ふと"戻れる場所"があると、割と心は救われます。

 

僕の場合、それがこのブログであり、「残すことの大切さ」でした。

 

色々な本にも書いてありますが、

 

言ったこと、書いたことは実現します。

 

僕はまだ道半ばなので実現前ですが、近い将来に実現しそうな気がしています。

 

挫けそうな時、ダメになりそうな時、僕はこのブログの最初の方を見返します。

 

そしたらですよ、割と良いこと書いてあるもんです、自分。笑

 

でもそんな過去の自分に救われることもあるんです。

 

「言ったからには、書いたからにはやってやる!」

 

これがまたモチベーションに繋がることも多々あります(^^)

 

だから、想いを残すこと、振り返ることが大事なんだなぁと思い、気が向いた時にブログを更新している次第です(^^)!

 

と書いている中、僕が初任科の時に教官から託された言葉を思い出しました。

 

「Back To Base」

 

直訳すると「基地に戻る」ですね。

 

当時教官は熱く語っていました。

 

「絶対死ぬな!絶対にケガをするな!出動したら、必ず無事に帰ってこい!仕事で悩みがあったらここに帰ってこい!お前らの消防のベースはここだ!」

 

今聴いても熱い。ヤケドするくらい。

 

そして今だから思います。

 

戻る場所がある。戻れる場所がある。

 

これってものすごく大事なことなのではないでしょうか?

 

ひとりの人として、いち社会人として、そして消防士として。

 

それぞれの人生の中で、物理的にも精神的にも、"戻れる場所"は必要かもしれませんね。

 

 

ちょっと脱線気味ですが、ブログを書く理由はこれだけではありません。

 

もう一つの理由は…

 

経験を残すため

 

です。

 

これは僕のお師匠さんから教わったことでもあり、

 

僕の消防のバイブル本の著者である、富樫金三郎先生から書籍を通じて教わったことです。

 

どういうことかというと…

 

ちょっと前に「知識と技術の伝承」って流行りましたよね?

 

団塊の世代が〜

若い世代が〜

消防力が〜

 

の、アレです。

 

アレ、みなさんちゃんと伝承されましたか?

 

僕はですね、残念ながら家事全般(それもだいぶ偏ったもの)を伝承されたぐらいで、消防のことに関しては、ほぼ何もと言って良いくらい教わりませんでした…

 

ではなぜうまく教えられない、伝わらなかったのでしょうか?

 

教え方や伝え方が下手だったからでしょうか?

 

何も経験しなかったからでしょうか?

 

いやいや、全くもってそんなことありません。(と信じたい)

 

諸先輩らは、良くも悪くも修羅場くぐりまくってます。(と信じたい!)

 

それこそ、今の僕らとは比べ物にならないくらい悪い環境、資機材、車両、人間関係の中、色々な工夫をしてくぐり抜けてきたと推察します。(と信じてます!!)

 

だから、聞けば答えてくれる、教えてくれるなんてことありませんか?

 

「あの時はよ〜」

「いや、あの人は本当すごかった!」

「あの火事は忘れられないな。」

 

等々。

 

そう、ちゃんと覚えてるんです。40年近い経験を。

 

でも奥の方にしまってあったりするわけで。

 

そして面白いことに、過去の話はドンドン盛られていきます。

 

消防で噂におびれせびれが付いて、勝手にドンドン広がるように。

 

そうなると大事な部分(知識と技術)がうまく伝わらず、結局過去の栄光の自慢話で終わる…なんてこと、きっと僕だけじゃないはず。笑

 

それでは諸先輩らの素晴らしい経験も伝わりませんよね。

 

ではどうするか。

 

そう、だから"書いて残す"んです。

 

そして僕が書くこのブログは、僕が書き続ける限り&運営さんに余程のことがない限りは、半永久的に残ります。

 

これ、スゴくないですか(^^)!?

 

もちろん紙ベースでも自分のPC内でも構いません。

 

僕もブログで書けないようなことは、自分のスマホやPCにメモメモして残してあります。

 

そして、ふとした時に自分で見返す。あるいは後輩に見本として見せてあげる。

 

うまくいけば、富樫先生のように書籍として後世にまで残ります。

 

そしてこれが「知識と技術の伝承」として、受け継ぐ人たちがいる。

 

もちろん全員に、というのは無理な話ですが、ほんの数人だけでも共感し、想いを仲間と共有してくれれば十分スゴイことだと思います。

 

自分の考えや経験を何かしらの形として残すことは、今後数十年先まで消防士として働く上で、とても大切な財産になります。

 

そして気付くんです。

 

資機材や技術は新しくなっても、それを扱う人間の大元の部分は、いつの時代も変わってなくて、みんな同じような悩みを持ってたんだってことに。

 

ので、残しておくと楽しいですよ(^^)

 

なんか尊敬する先人たちに近づいてるような気がして(^^)笑

 

 

とまぁ、なんとも脱線というかまとまりがないというか…

 

毎度毎度、最後の方はまとめる気がなくなる自分がいて申し訳ないです(^^;

 

が。まとまらないなりにも、こうして書き残すことは大事だと思います。

 

投稿する前に校正のチェックするときも、自分の考えや思いに、改めて背筋が伸びる感じもしますしね(^^)

 

 

 

 

さてさて、今回の記事はどうでしたでしょうか?

 

今年は教養や訓練をするだけでなく、その経験や結果を文字にして、形にして残してみませんか?

 

そしてそれを後輩達へと"伝承"していくための資料として、作り上げてみませんか(^^)?

 

新しい知識や技術を取り入れることも大事ですが、まずは自分の足元を見直すキッカケとして、書いて残すことにトライしてみてはいかがでしょうか(^^)?

 

ではでは、今回も最後までありがとうございました!

 

今年もどうぞよろしくお願いします(^^)

 

 

 

 

 

 

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