新任小隊長の独り言

現役消防士、新任小隊長の日々を独り言的につづります。

車を持ち上げてみよう!

お疲れ様です、leoです。

 

緊急事態宣言も解除され、コロナも少しずつ終息気味ということで、

 

先日、人生初のキャンプに行ってまいりました。

 

クッソ寒かったです。もうこの時期は行きたくありません。

 

でも、焚き火を見ながら飲んだウイスキーは、大人を感じた気持ちの良い瞬間でした。

 

あと、消防士なのに火を見ると落ち着くのを実感(゚∀゚)笑

 

不思議なもんですね!笑

 

さて、今回は署で車を持ち上げてみたので、その時のことを書いていきたいと思います。

 

決してふざけてはいませんので、お時間ある方は最後までお付き合いください(^^)!

 

 

 

【車を持ち上げる!?】

 

先日、僕の住む街の近くで自転車とトレーラーの事故がありました。

 

交差点でトレーラーが左折しようとしたところ、横断していた自転車を巻き込んでしまったものです。

 

結果、自転車の方はトレーラーの下に巻き込まれ亡くなってしまったそうです…。

 

この事故を受け、車に巻き込まれ、車の下敷きになった人の救出方法を検討し、訓練してみました。

 

ただし、出動隊は消防隊と救急隊それぞれ一隊のみという負荷を加えています。

 

救助隊が出動しちゃって来れない!なんてこともあり得ますからね。

 

つまり、初動はウチの署の体制での活動となるわけです。

 

そうなると、です。

 

立派なレスキューツールもなければ、救助隊の経験もない職員のチームでの活動…どうなるやら!?

 

と、これが今回僕がやりたかったことです(^^)

 

今いる人、今ある資機材を使ってどのような活動をするか。

 

これがものすごく重要なわけで。

 

「救助隊がいれば…」

「あの資機材があれば…」

「あいつとじゃなければ…」

 

はい、全部言い訳です。

 

傷病者の前でこんなこと言えますかね?言えないですよね?

 

そしたら「いる人、あるモノ」で勝負するしかありません!

 

 

 

…ということで、早速やってみました。

 

ウチの署の事務連絡車両でコータロー君を轢いて(愛護的に)、下敷きになって挟まれている想定としました。

 

車両に積載されている資機材なら何でも使ってOK。

ただし、救助隊はかなり遅延するので、ウチの消防隊と救急隊だけで初動対応するしかない状況。

 

どうなるか…

 

見事!良い案がでました(^^)!

 

しかも1番若い隊員から。

 

これには僕も嬉しい限りです。

 

どんな方法かは提示しませんので、もし機会があれば、ぜひ所属でやってみてください!

 

1つ言うならば…

 

ツールに囚われるな。

 

ですかね(^^)

 

高性能な資機材もたくさんありますが、

 

最後に活躍するのは、なんたって人材というツールです。

 

今いる人材を使いこなせてこそ、チームとしての本当の力が発揮されます。

 

さぁ!訓練やってみましょう(^^)!

 

 

 

 

 

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