お疲れ様です、leoです。
もうすぐ2月が終わります。
早すぎてビビります( ゚д゚)!
そういえばみなさん、目標立てましたか?
時間は誰にでも平等です。
この1年をどう過ごすか。
改めて目標を立てて過ごしてみてはどうでしょうか?
さて、今回は「素朴な質問コーナー」ということで
消防にまつわる様々な“質問”について書いていきます。
小学生や幼稚園児に聞かれるようなことも書いていくので、良ければ施設見学の時に参考にしてください!笑
それでは今回も、最後までお付き合いよろしくお願いします(^^)
【素朴な質問】
ガンガン行きますよー!
Q.なぜ消防車は赤いの?
A.道路運送車両の保安基準で定められているからです。
赤になった理由は定かではありませんが、日本に初めて輸入された消防車が赤で、それ以来赤色になっているとも言われています。
さらには“赤”が火災を連想させることから、赤いとも言われています。
Q.じゃあ救急車はなんで白いの?
A.これもまた、道路運送車両の保安基準で定められているからです。
そしてまた、なぜ白になったかは定かではないようです。
日本に初めて輸入された時、白い救急車だったとか、白は清潔を表す色だとか言われているようですね。
Q.消防士になりたい!
A.公務員試験の勉強しまくりましょう!
とにかく過去問を解きまくると良いと思います!
Q.ぶっちゃけ年収いくら?
A.平均700万円を超えています。
というのは、あくまでも平均のお話です。
自治体により格差がかなりあります。
もう一度言います。
自治体により格差が“かなり”あります。
ぶっちゃけた話、僕のいる所属では手当がどんどん削られています…。
僕たち末端の消防職員は、周りの一般企業よりずっと少ない給料ですね…。
ので!あくまでも700万円超えは平均のお話。
決して給料が良いとは限りませんね。
Q.なんで火を消す時に水を使うの?
A.水は冷却効果にとても優れているからです。
また、コストが安く資源が豊富であることも理由の1つです。
より効率的に消火ができる泡消火剤や強化液などもありますが、コストがかかるし数に限りがあります。
そのため、科学が発展した今でも、消火の際は水を第一に使っているんです。
Q.消火に使った水の料金って、誰が払ってるの?
A.水道局が払ってくれます。
火災を消火する際に使用した水は、消防署が払うのでもなく、火事を起こした人が払うのでもなく、水道局が払うことになっています。
正確には、水道局が払うというより、消火に使った水の使用料は請求できないことになっています。
(水道法第24条第3項をチェック!by Google先生)
つまり消火に使った水の料金は“タダ”ということですね。
だから万が一火事を起こしてしまっても、消火で使った水代を請求される心配はないということです。
でもでも、よく考えてください。
水道局は公共の施設です。
つまり僕たちが払っている“税金”で、施設を運営しているということです。
その税金で運営している水道局が、使用料を徴収できないということは、
僕たちが払った税金で、水の使用料を払っているということになります。
つまり自分たちのところに返ってきている訳ですね。
みなさん、税金はキチンと納めましょう!
(なんの話だ!汗)
Q.鎮圧と鎮火の違いって何?
A.下記のとおりです。
鎮圧→火勢が収まった状態になること
鎮火→完全に火が消えた状態になること
つまり現場では、鎮圧してから鎮火という流れになります。
ちなみに僕の上司は、この区別を理解していません。笑
Q.CAFSって何?
A.「Compressed Air Foam System」、日本語では「圧縮空気泡消火装置」といいます。
“キャフス”と呼ばれていますね。
水と少しの消火薬剤を混ぜ合わせ、そこに圧縮空気を入れ発泡させ、効果的な消火を行える装置のことです。
昔でいう泡消火の超進化版みたいな感じです。
これによって隊員の負担が減り、さらには水損防止や延焼防止にも効果があります。
Q.査察って何?
A.消防による建物の立入検査のことです。
建物の防火管理体制は整っているか、設備はきちんと維持管理されているかなど、消防職員が建物へ出向き検査を実施します。
そのことを僕たち消防士は査察と呼んでいます。
ただ、一般の方には聞きなれない言葉なので、丁寧に伝えるなら“消防の立入検査です”と言うのがベストでしょう。
予防の話はまた別の機会にまとめます!
Q.緊急走行時の制限速度は何km?
A.一般道は80km、高速道路は100kmまで制限が緩和されています。
緊急走行する際には、赤色灯を点灯させサイレンを吹鳴しなければならないなどの遵守事項があります。
また、赤信号でも停止せずに通過することができます。
ちなみに制限が緩和された速度以上で走行した場合、処罰された事案もあったようです。
ので、機関員の人もこれから機関員になる人も、緊急時でも安全運転を常に心がけて運転しましょう!
機関員についても、近いうちにまとめたいと思います。
Q.救命士って救命隊の人と違うの?
A.同じようで全然違います。
救命士は「救急救命士」という国家資格を持つ、いわば救急隊の中のスペシャリストみたいな感じです。
救命士は医師の指示の下、薬剤投与や気管挿管などの高度な救命処置を行うことができます。
救命士の資格を持たない一般の救急隊員は、消防学校の専科教育を規定時間受け、救急隊員としての資格を得ますが、救命士と違い、薬剤投与や気管挿管などの高度な救命処置はできません。
噂によると、救命士の試験は毎年難しくなっているようです…受けるなら今がチャンスです!!
Q.出動していないときは何してるの?
A.事務仕事や訓練をしています。
以前の記事を見てもらえればわかるかと思います!
Q.非番の日は何してるの?
A.道の勉強や水利の位置を確認したりします。そのあとはパチンコに行く人が多いです。
非番にあたる日は、ほぼ半日休みのようなものなので、それぞれ自由に過ごしています。
ただ非番の日の朝まで仕事だったので、家に帰って寝てしまうことがほとんどかもしれませんね。
中には遊びまわる人もいますが…本当、人それぞれです!
Q.採用試験の体力テストは厳しい?
A.希望する自治体の試験内容によります。
僕は東京消防庁の二次試験を受けたこともありますが、
本当に基礎体力を検査するようなものでした。
ちなみに僕の所属では、シャトルランもやりました。
個人的には、走り込みと懸垂はやっておいても良いかなと思います。
…思いつく質問を書いてみました。
まだまだ質問はあると思いますが、今回はこの辺で打ち止めとします。
【まとめ】
こうして質問を書いてみると、また記事にすべきことが洗い出しできた気がします。
これからも頑張って更新していきます!
今回はまとめにはなりませんが…
最後までありがとうございました(^^)
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