消防士の教科書

現役消防士、これから消防士を目指す人たちの教科書になるようなことを書いていきます。

消防の仕事

お疲れ様です。leoです。

 

最近は全国各地で大雨が続いていますね。

 

ある地方では水不足、かたや大雨による被害…

 

自然災害に対する、僕たち消防のあり方について考えさせられますね。

 

 

 

さて、今回は“消防の仕事”について書いていきます。

 

今回も良ければ最後までお付き合いください。

 

 

 

【現場の仕事】

 

消防の仕事と言われ、皆さんは最初に何を思い浮かべるでしょうか?

 

やっぱり消火活動、救急活動が一番でしょうか。

 

消防の仕事といえば、火事の時に出動して消火活動をすることが

 

一番のお仕事ですね。

 

最近では火災の件数も減少傾向にあるので、

 

火災出動よりも救急出動がメインになってきています。

 

出動がない時には、消防訓練の立ち合いや予防査察と言われる建物の立ち入り検査などを行っています。

 

消防訓練では消火器の取り扱い方法や、訓練についてのアドバイスなどを行い、

 

立ち入り検査では、その建物が消防法に適合し危険はないかなどを見て回ります。

 

立ち入り検査は法律が関わり、設備等のお金が絡むことなので

 

現場の中でも特に難しい仕事です。

 

そして消防の仕事の大半は、事務整理。

 

そうなんです、意外に消防って事務仕事が多いんです。

 

立ち入り検査が重なった日なんて、もうずっとパソコンの前にいたり…。

 

届け出の受付処理や、立ち入り検査の書類作成やその他の事務整理など

 

本当に毎日事務仕事が多いです。

 

きっと消防士になったらビックリするレベルです。

 

消防士になりたい人は、パソコンの使い方も覚えておくべきです!

 

 

 

事務仕事も終わり、空いた時間にようやく訓練をすることができます。

 

訓練をいざやるにしても、

 

署々の施設や人員の状況によって、できることも限られていたりします。

 

本当ならばいろいろな訓練を、日々やらなければならないんですけどね。

 

なかなか難しいのが現状です。

 

 

 

【本部の仕事】

 

消防には現場だけでなく、本部での日勤業務もあります。

 

本部は主に、総務・予防・警防に分かれているかと思います。

(名称は各自治体でバラバラです。)

 

本部勤務の人たちは、本当に毎日事務仕事をしています。

 

毎日パソコンとにらめっこして、毎日のように残業をしていますね。

 

「そんなに仕事多いのかな?」と思っていましたが、

 

本当に多かったですね…。僕も一度経験しましたが、あれは本当に大変な仕事です。

 

総務は主に人事関係や貸与品などの庶務案件を

 

予防は建物の完成検査や立ち入り検査、危険物施設の調査などを

 

警防は消防車両の管理や防火水槽など水利の管理などを

 

主に仕事としています。

 

それと忘れてはいけないのが、指令業務。

 

119番通報を受ける仕事ですね。

 

ここ数年で共同指令センターを立ち上げる自治体が多くなっていて、

 

独自で指令業務を行っている消防は少なくなってきたと思います。

 

僕のいた所属でも、共同指令センターを運用していました。

 

各市町から派遣された消防職員がセンターに集まり、指令業務を行っていました。

 

共同になったことで、119番通報を受ける範囲が広くなったため、

 

いろいろと大変なことも多いようです。

 

 

 

【まとめ】

 

ざっくりとここまで書いてきましたが、

 

消防の仕事は“現場仕事だけではない”ということが少しでも伝わったでしょうか?

 

また別の機会に、それぞれの仕事内容について掘り下げていきたいと思います。

 

今回も最後までありがとうございました!

 

 

 

~追伸~

 

良ければ参考に。アメリカの消防士の教科書を日本語訳したものです。

 

いつか日本全国の消防士の教科書作ってやります!

 

消防業務エッセンシャルズ

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