新任小隊長の独り言

現役消防士、新任小隊長の日々を独り言的につづります。

ハラスメントとは

お疲れ様です。leoです。

 

つい先日、ニューヨークの同時多発テロから16年が経過したとニュースで報道していました。

 

時が経つのは早いですね。

 

いつまでもあの事件を忘れずに、これからも消防士として頑張っていこうと思います!

 

さて、今回は様々な【ハラスメント】について書いていきます。

 

パワハラやセクハラだけでなく、様々なハラスメントが多く取り上げられるようになってきたこの頃です。

 

ではハラスメントとは一体なんなのか

 

なぜハラスメントが起きてしまうのか

 

主にパワハラのことになってしまいますが、ネットなどで調べたことに僕の考えを交えながら書いていきたいと思います。

 

良ければ最後までお付き合いください(^^)

 

 

 

 

【ハラスメントって何?】

 

改めて聞かれると、なかなかうまく答えられないものですね。汗

 

ということで、早速Google先生に聞いてみました。

 

ハラスメントとは、様々な場面での嫌がらせやイジメなどを言います。

相手に不快な思いをさせたり、プライドを著しく傷つけたり、不利益を与えることなどを指します。

 

なるほど、わかりやすいですね。

 

つまり、相手が嫌だな、不快だなと思うことをやることが“ハラスメント”と言われるわけです。

 

さらに調べてみると、もうなんでもかんでもハラスメントみたいな状況で、

 

僕が見たサイトは30以上のハラスメントが掲載されていました。

 

さすがにこれは「ハラスメントハラスメントだろっ!」って思いましたね…。

(聞き流してください。)

 

いずれにしても、どのハラスメントでも共通しているのが

 

受け手によって捉え方が違う

 

といったところでしょうか。

 

他のサイトでも多く記載されているとおり、ハラスメントと訴えられた側は

 

“そんなつもりはなかった”

 

ということが多々あるようです。

 

なんでもかんでもハラスメントとしているのもどうかと思いますが、

 

受け手によって捉え方が違うため、ハラスメントの線引きは非常に難しいものだと、僕は思います。

 

例えば

 

「こんなことがパワハラかよ!笑」

 

と、冗談のつもりで何気なく言った一言が、受け手によっては

 

「言い方が威圧的で、パワハラを容認するような口ぶりだった。これは立場を利用した立派なパワハラだ。」

 

なんてことになり兼ねません。

 

これ、本当怖いですよね。

 

でも全くありえないことではありません。

 

僕たちのたった“一言”が、ハラスメントに繋がることもあるのです。

 

ではどうしてハラスメントが起きてしまうのでしょうか。

 

 少し調べてみました。

 

 

 

 

【なぜハラスメントが起きるのか】

 

これだけ世の中でハラスメントについて騒がれているにも関わらず、連日様々なハラスメントについて取り上げられています。

 

ハラスメントの相談件数は、減るどころか増える一方のようです。

 

ではなぜハラスメントが起きてしまうのでしょうか。

 

とあるサイトによると、無知、無自覚が要因の一つとして挙げられ、それに付随した想像力の欠如が原因であると書かれていました。

 

ハラスメントになりうる行為を知らず、相手の立場を考えられない、ということですね。

(これ相当ヤバい人ですね…。こんな人いたら仕事なんて行きたくないですよ…。)

 

また他のサイトでは、

 

年功序列の仕組みが上司としての自覚を育てず、ハラスメントが横行する

 

なんてことも書いてありました。

 

ズバリ公務員のこと言っているみたいで、思い当たる節たくさん。笑

 

前のブログにも書きましたが、公務員はノルマがないからやるもやらぬもその人次第。

 

歳を重ねるだけでエラくなれるシステムが、無知と無自覚を生み出しているのかもしれません。

 

この他にも多々原因はあるようですが、僕はもっと根本的なところに原因があると思っています。

 

僕の考えるハラスメントの原因について、少しだけ書いていきます。

 

 

 

 

【僕の考えるハラスメントの原因】

 

僕の考えるハラスメントの原因、

 

それは “信頼関係の欠如”です。

 

例えば最初の方に書いた一言について考えてみます。

 

「こんなことがパワハラかよ!笑」

 

さてこの一言、どうでしょうか。

 

みなさんも少し思い浮かべてみてください。

 

信頼できる上司が言えば、笑いを交えて少し冗談っぽく言っているように聞こえませんか?

 

では全く信頼できない上司が言ったらどうなるでしょうか。

 

きっとそうは思いませんよね。

 

何笑いながら言ってんだ、と。パワハラ認めないのかよ、と。最悪パワハラで訴えられてしまうかもしれません。

 

 

このように、同じ一言なのにこんなにも捉え方が違うんです。

 

これが

 

“受け手によって捉え方が違う”

 

ということだと思います。

 

例示したように、上司と部下の間で信頼関係を築けているか築けていないかで、受け手の捉え方は全く違うものになってきます。

 

そしてさらに、ハラスメントが横行している原因の一つとして

 

信頼できる上司がいない(あるいは少ない)ことが挙げられるのではないでしょうか。

 

僕のいた所属も、そのうちの一つでした。

 

何人もの後輩が、パワハラが原因で辞めていきました。

 

けれど組織はそれを隠して、誰も守ってくれませんでした。

 

悪いのは辞めた本人、原因は辞めた本人。

 

そんな状況では、誰を信頼すれば良いのでしょうか。

 

誰も助けてくれないなら、第三者に訴えるしかないと思っても全くおかしくないと思います。

 

信頼できないから悪い方に捉えてしまう

信頼できないから相談できない

信頼できないから第三者に訴える

 

なんだか悲しいですね。

 

いずれにしても、“信頼関係”こそがハラスメントの大きな原因ではないかと思います。

 

それでは、みなさんが“上司”と呼ばれる立場になったとき、どのように対処していけば良いのでしょうか。

 

次からは思いっきり僕の考えです。

 

どっかの田舎の消防士の考えとして見ていただければと思います。

 

 

 

 

【上司として】

 

上司として、どのようにハラスメントに対処していけば良いのか。

 

僕の考える答えは簡単です。

 

それは「部下との信頼関係を築くこと」

 

これこそがハラスメントを未然に防ぐ対処の第一歩だと考えています。

 

ただしこれも注意しなければなりません。

 

信頼関係は一方通行ではダメです。

 

あくまでも“両想い”でないといけません。

 

お互いにお互いを認め、尊重し合わなければ、その関係は築けません。

 

一見難しそうなことを書いていますが、信頼関係を築く方法は実に単純だと思っています。

 

僕が考える信頼関係を築く方法は

 

“こちらから歩み寄ること”です。

 

まずは自分のことを部下に知ってもらうことがスタートです。

 

休憩時間などに、家族のことや休みに何をしたなど、自分のプライベートな部分の話をすると一気に距離が近くなると思います。

 

これに限らず、まずはどんなことでも良いと思います。自分のことを部下に話してみてください。

 

さらに自分のことを話すことだけではなく、部下の話を“興味を持って”聞いてあげましょう。

 

この“興味をもって”聞くことが、大事なポイントです。

 

ただ聞くだけでは、簡単に見透かされてしまいますもんね。

 

しっかりと聞いてくれることがわかれば、部下もだんだん話しやすい雰囲気になってきて、より距離が近くなると思います。

 

僕は“聞く”ということが“部下を知る”ということに繋がると思っています。

 

部下の人柄を知るために、まずは自分から、そして部下の話をしっかり聞く

 

これが僕の考える“こちらから歩み寄る方法”です。

 

どうでしょうか(^^)?

 

 

 

 

【まとめ】

 

今回はハラスメントについて書いてみました。

 

今はなくとも、いつか直面する可能性のあるとても身近な問題です。

 

みなさんが上司になった時、部下との信頼関係を築けていれば、そこまで大きな問題になることはないかもしれません。

 

けれどそうではなかった時、自身の消防人生を壊すくらいの出来事になり兼ねません。

 

もちろん、ハラスメントを受けた側も同様です。

 

僕の考えである、

 

部下との信頼関係を築くこと

 

ハラスメントを未然に防ぐための方法として、頭の片隅にでも置いておいてくれると嬉しいです。

 

少しでもハラスメントが減るように、僕たちから意識を変えていきましょう。

 

今回も最後までありがとうございました(^^)!

 

 

 

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