新任小隊長の独り言

現役消防士、新任小隊長の日々を独り言的につづります。

築地の火災を見て思うこと

お疲れ様です、leoです。

 

みなさんご存知のとおり、先週の8月3日に東京の築地で火災が発生しました。

 

多くの店が被害にあい、今後の営業も再開の目処がたっていないようです。

 

被害にあわれた方々が、少しでも早くいつもの日常に戻れることをお祈りいたします。

 

僕たちは何もできませんが、

 

このように報道されるような災害が起きた時に

 

その情報から感じ、考え、学ぶことはできます。

 

みなさんは今回の火災の報道から、

 

なにを感じ、考え、学ぶことができましたか?

 

 

 

 

【築地の火災を見て】

 

僕はまず一番に思ったのが

 

消防庁の消防力のスゴさです。

 

やはり首都を守る消防だけあって、

 

出動する車両の多さに、毎回ビックリさせられます。

 

不謹慎ですが、あれだけの数の梯子車が放水している映像は圧巻でした。

 

また、あれだけの部隊をどのように指揮統制しているのかも気になりますね。

 

それと僕が気になったのが

 

“カメラ”です。

 

報道のカメラはもちろんですが、

 

道行く人のスマホでの撮影が目立ちましたね。

 

今はスマホさえあれば何でもできます。

 

こうして僕がブログを書いているのもスマホからだったりします。

 

カメラだって、指先だけで起動し動画も静止画もすぐに撮影が可能です。

 

さらに言えば、ワンクリックで全世界へ発信することもできます。

 

本当にスゴい世の中になったなぁ、と思います。

 

 

 

…さてみなさん、これをどう捉えますか?

 

スゴい便利になった!と思う反面、

 

いつでもどこでもどんな時でも撮影されてしまう、というリスクも思い浮かびませんでしたか? 

 

災害現場では規制線を張り、関係者以外の立ち入りを禁じることはできますが

 

四方八方からの“撮影”は規制できないのではないでしょうか。

 

僕の見たニュースでは、報道陣がわざわざ近隣のビルの屋上を借り、そこから撮影をしていました。

 

しかもズームがきく素晴らしいカメラだったからか、かなり細部まで映し出されていました。

 

これって結構怖いことですよね。

 

物事を正しく伝えようと撮影する人だけなら良いですが、

 

残念ながら世の中には悪意を持って撮影する人たちもたくさんいます。

 

これは僕たちには防ぎようがありません。

 

そしたらその“撮影”に対し、僕たちはどのように対処すれば良いのでしょうか。

 

 

 

 

【あなたならどうしますか?】

 

現場で多くの報道や野次馬からカメラを向けられた時、

 

あなたならどう対処しますか?

 

「現場では冷静沈着」これが一番かもしれませんね。

 

慌てたところを撮影されて、某動画サイトなんかに載せられたら大恥です。

 

とはいえ、冷静でいるのも難しいですよね。

 

 ここで僕のブログの過去記事を覗いてみてください。

 

消防士とは…その2 - 消防士の教科書

 

ここで僕が書かせてもらったのは、

 

“カッコいい消防士であり続けること”

 

ということです。

 

これは今回の内容にも、少しだけリンクしますね。

 

常にカッコいい消防士でい続ける気持ちがあれば、

 

いつでもどこでも撮影されても恥ずかしくないのではないかな、と僕は思います。

 

ちょっと無理がありましたかね?汗

 

 

 

【まとめ】

 

 今回はタイムリーな内容を記事にしてみました。

 

今回の内容、みなさんはどう思いましたか?

 

スマホ片手に何でも撮れる時代です。

 

ましてやワンクリックで全世界へ情報を発信することができるのです。

 

こういった時代の流れに、今の僕たち(地方)消防はどこまでついていけているのか…

 

少しでも考えるきっかけになれば、と思います。

 

なかなかうまくまとまりませんが、今回も最後までありがとうございました(^^)

 

 

 

 

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