消防士の教科書

これから消防士を目指す人たちの教科書になるようなことを書いていきます。

大阪の地震から学ぶべきこと

お疲れ様です、leoです。

 

18日午前8時頃、大阪府北部を中心に震度6弱地震が発生しました。

 

緊援隊も引揚げたようですね。

 

詳細は総務省消防庁のホームページに載っていますので、リンク貼っておきます。

 

大阪府北部を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況(第12報 H30.6.19更新):総務省消防庁

 

みなさんはこの地震から何を感じ、何を学びますか?

 

もはや日本のどこにいても、対岸の火事ではありません。

 

いつどこで大規模な地震が起きてもおかしくはありません。

 

「いつか起きる災害のために備える」

 

のではありません。

 

「今この時に災害が起きてもいいように備える」

 

です。

 

周りの人や組織はすぐには変わりません。

 

まずは自分の危機意識を変えていきましょう。

 

まずは自分から。

 

このブログがきっかけになれば幸いです。

 

それではまた。

 

 

 

 

 

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書いてる内容は、このブログ見直して書いたものです。

 

良ければ参考にどうぞ(^^)

職場のコミュニケーションについて

お疲れ様です、leoです。

 

あっという間に5月が終わろうとしています。

 

ゴールデンウィークもあっという間でしたね〜…関係なかったけど(T_T)連休欲しい…

 

そういえばゴールデンウィーク明けになると、五月病なんて言葉を良く聞きますね。

 

どーやら世の中には、この五月病にかかる人が多いようです。

 

「新しい環境に慣れないことによる精神的な症状」

 

が原因と症状だそうです。

 

うーん、これってどこの会社でも起きうることですよね。

 

特に新人くんは、消防という全く未知の世界に飛び込んだわけで、

 

社会人としても

消防士としても

 

新しいことばかり、慣れないことばかりですよね。

 

五月病になってもおかしくない環境ですよね…

 

そこで!

 

大切になるのが、コミュニケーションです。

 

ということで、今回は「職場でのコミュニケーション」について書いていきたいと思います。

 

みなさんの職場では、うまくコミュニケーション取れていますか?

 

上司でも後輩でも、はたまた新人くんであっても。

 

“風通しの良い職場”にはコミュニケーションが必須です。

 

そのコミュニケーションについて、今回は書いていきます。

 

今回も良ければ最後までお付き合いください(^^)

 

 

 

 

 

【コミュニケーションとは】

 

そもそもコミュニケーションとは何でしょうか?

 

まずはそこから、早速Google先生に聞いてみましょう!

 

コミュニケーションとは

気持ちや意見などを、言葉などを通じて相手に伝えること。通じ合い。

“言葉のキャッチボール”と言われることもある。

 

なるほど、わかりやすいですね。

 

調べてみると、ラテン語のcommunisという言葉が語源で

・共通の

・共有する

・分かち合う

という意味を持つそうです。

 

こうして改めて意味を知ると、コミュニケーションは

 

他人といろんなことを共有するための、1つのツールと言えそうですね。

 

“言葉のキャッチボール”と言われるのも納得です(^^)

 

ではではみなさん、そのコミュニケーションうまく取れていますか?

 

言葉のキャッチボール、うまくできていますか?

 

話すのが好きな人、嫌いな人

得意な人、苦手な人

うまくできちゃう人、不器用な人

 

それぞれいると思います。

 

最近だと、コミュニケーションは苦手だな…という人も多いかと思います。

 

というわけで、次のセクションからは、僕が学んだコミュニケーションのポイントについて書いていきます(^^)

 

 

 

 

 

【コミュニケーションのポイント】

 

ヤフーやGoogleで“コミュニケーション”と検索すると、関連ワードで“方法”や“能力”なんて多く出てきます。

 

やっぱり気になりますよね、コミュニケーションのポイント。

 

消防士は関係ないっしょ!

 

ということは全くありません。

 

消防という特殊な職場環境だからこそ、自身のコミュニケーション能力を鍛えて行くべきだと、僕は思います。

 

じゃあ具体的にどんなポイントを押さえれば良いのでしょうか。

 

わかりやすいように、キャッチボールに例えて進めていきたいと思います。

 

 

 

①ボールを投げる

 

キャッチボールをするにも、相手からボールが来るのを待っていては始まりませんね。

 

そう、まずは自分からボールを投げることから、キャッチボールは始まります。

 

つまりどういう事かと言うと、

 

まずは自分から話してみよう

 

ということです。

 

「いやいや、何話して良いかわからないから困るんだよ!」

 

という声が聞こえてきそうですが、何もいきなりあれこれ話せというわけではありません。

 

そもそも、それができたらコミュニケーションで悩むこともなさそうですし(^^;

 

ではどうするのかというと…

 

あいさつ

 

です。

 

特に1番大切なのは、朝出勤してきたときの一発目“おはようございます!”だと思います。

 

あくまで僕の考えですが、これをちゃんと言えるか言えないかで、その人の印象が決まるような気がします。

 

元気にあいさつできる人は、それだけで相手が“話しかけやすい雰囲気”を出している気がします。

 

逆に元気のないあいさつの人は、暗い印象やちょっと話しかけづらい雰囲気になっているかなぁと、僕は思っています。

 

ここでまたキャッチボールに例えると、自分からボールを投げるにしても、相手が取りやすいボールを投げなくてはその後が続きません。

 

それと同じで、こちらが元気のないあいさつでスタートすれば、あいさつされた側も良い気はしませんし、その後に楽しい会話が続くとは想像しにくいですよね。

(もちろん「おっ、元気ないな!どうした?」なんて優しい人もいますよ!)

 

なので、やっぱりあいさつはコミュニケーションの第一歩だと思います。

 

それも“元気なあいさつ”が大事ですね。

 

これはきっと明日からでもすぐにできます。

 

早速実践してみてはどうでしょうか(^^)?

 

 

 

 

②ボールを受ける

 

こちらから投げたボールは、相手から返ってきてキャッチボールが成立します。

 

これをコミュニケーションでいうと、

 

相手の話を“聴く”ということです。

 

この“聴く”ということ、コミュニケーションでは自分が話すよりも大事なポイントです。

 

それと勘の良い人は気づいたかもしれませんが、

 

“聞く”ではなく“聴く”です。

 

この違いとても重要なので、早速Google先生に聞いてみましょう。

 

“聞く”と“聴く”の違いは、その意識の違いによって使い分けられます。

“聞く”は、「物音を聞く」「話し声が聞こえる」などのように、音や声が自然に耳に入ることを示します。

それに対して“聴く”は、「音楽を聴く」「講義を聴く」など、積極的に耳を傾けることを示します。

 

さすがGoogle先生、いつもわかりやすい説明ありがとうございますですね。

 

ただ相手の話を聞くのではなく、しっかりと聴くということがポイントになります。

 

キャッチボールで例えてみるとわかりやすいですね。

 

自分がボールを投げたら、ちゃんと相手からのボールをしっかりキャッチして初めてキャッチボールが成立します。

 

一方的にボールを投げ続けたり、相手のボールをキャッチしないのはキャッチボールではありません。ただの自己満投球練習です。

 

コミュニケーションも同じです。

 

自分だけ一方的に喋り続けるのは、ただのおしゃべり野郎です。

 

自分が話したら、相手の話を聴くことでコミュニケーションが成立するわけです。

 

だからこそ、この“聴く”ということが、大事なポイントなんですね。

 

僕の見たサイトでは、

 

話すと聴くは2:8!

 

なんてことが書かれていたくらい、“聴く”といつことは大事なようです。

 

でもでも!

 

この“聴く”ことって、なかなか難しかったりします。

 

自分だって話したいし、何より全部が全部、興味を持てるような話ではありません。

 

特に好きでもなんでもない上司の話とか、なんにも面白くありませんからね…。

 

それでもコミュニケーションにおいて“聴く”ことはとても重要。

 

じゃあ具体的に“聴く”ってどうすれば良いのかと。

 

次はそのコツを書いていきます。

 

 

 

 

③相手が投げやすいように

 

キャッチボールをする中で、

 

「ナイスボール!」

「良い球だね!」

「球走ってるよ!」

 

なんて言われたら、気持ちよく投げれちゃいませんか?

 

ちゃんとボールを受けてくれているし、さらにそれを褒めてまでくれています。

 

少なくとも悪い気はしませんよね(^^)

 

これをコミュニケーションに置き換えると

 

相手の話の途中に相づちを打つこと”と言えるかと思います。

 

話の腰を折らない程度に、

 

「うんうん」「へぇー」「そうなんですね」

 

みたいな感じで、適度な相づちを打つことが“聴く”ことに繋がります。

 

更にポイントとして、相手の言葉を繰り返すことで、より“聴く”ということが上手になります。

 

どういうことかというと…

 

上司「今の若い奴らは、全然道を覚えたりしないよな。」

後輩「そうですねぇ。」

上司「もっと道覚える努力しなきゃダメだよな。」

後輩「そうですねぇ。」

上司「俺の若い頃なんかよ、カーナビなんてなかったから地図広げて勉強したもんだよ!」

後輩「へぇー、地図で勉強してたんですか!」

 

と、こんな上司の若い頃のつまらない話でも、ちょっとした言葉を拾って繰り返すことで、

 

相手の話をちゃんと聴いている風になります。

 

ただただ相づちを打つだけではなく、時には相手の言葉を繰り返すことで、心象はかなり変わってきます。

 

当然のことですが、やり過ぎるとただのご機嫌取りになってしまうので、その辺は自分が実践する中で見極めることが必要です。

 

このポイントを押さえることができれば、相手の話を“聴く”ことがとても上手くなると思います。

 

 

 

④どんなボールを投げるか

 

キャッチボールを続けるにしても、ただただ同じように投げ合いしてるのも、いずれ飽きてきちゃいますよね。

(もちろん、そんなことないこともあります。)

 

コミュニケーションでも同じです。

 

なんか単調な会話だなぁ、とか

うわっ、話すことなくなったーっ(*_*)

 

なんてことがあると思います。

 

では、そんな時何を話せば良いのでしょうか。

 

1番はお互いの共通する話題があればベストかと思います。

 

けれどそれもなかなか見つけづらいことです。

 

それじゃあ…ということで、

 

自分のプライベートを話しつつ、相手のプライベートを聞いてみる

 

なんてのはどうでしょうか?

 

「いやいや、興味ないだろー」って思うかもしれませんが、これも1つのテクニックだそうです。

 

相手に自分のプライベートな部分を晒け出すことは、その相手を“信用してますよ”というサインになるそうです。

 

例えば、

 

この前嫁さんと○○に行ってきたんですよ!先輩は行ったことありますか?

 

とか

 

この前子供が外で遊んでる時ケガしちゃって大変だったんですよ。そういえば、先輩ん家はお子さんいくつでしたっけ?

 

みたいな感じです。

 

この“?”という質問形式で会話を終えると、必然的に会話が続くことになります。

 

しかも自分のプライベートを話すことで、相手も同じような話題で会話を続けてくれたりします。

 

そうすると、あら不思議。

 

なんとなく会話が続いちゃいます。

 

もちろん、これが通用する人とそうでない人がいます。

 

それでも実践する価値は大いにあるかと、僕は思います。

 

どんなボールを投げるか

 

どんな話題を話せば良いか

 

悩んだ時に、ちょっと実践してみてはどうでしょうか(^^)?

 

 

 

 

⑤どんなボールも取らなきゃならないか

 

キャッチボールを続けていれば、もちろん取りにくいボールや、はたまたとんでもないボールを投げられることもあるかと思います。

 

コミュニケーションにおいても、

 

嫌いな人と会話しなきゃいけない場面や、苦手な相手との会話をせざる得ない場面も多くあります。

 

そんな時はどうするか。

 

僕の行き着いた答えはかなり極論ですが…

 

そんなの聞き流しちゃえば良いじゃん。

 

です。

 

要は、誰にでも好かれたいか?ということですかね。

 

思いっきり僕の考えですが…

 

僕は、いわゆる“八方美人”はできないタイプの人間です。

 

楽しいことは楽しいし、嫌なことは露骨に顔に出ちゃいます。

(もちろんちょっとは我慢しますよ!)

 

それが先輩や上司であっても、です。

 

これ、ものすごく嫌われます。

 

当然ながら全く良く思われません。笑

 

だから真似はしない方が良いですね…。

 

ですが、逆を言えば

 

僕は全くその人に好かれたいとも、良い風に思われたいとも思っていません。

 

めっちゃ極論ですが、僕はこんな風に割り切ってます。

 

みんながみんな、自分にとって良い人ではありません。

 

これは“絶対”がつくほど、はっきり言えます。

 

だからこそ、

 

誰とでもうまくコミュニケーションを取る必要はない

 

と、僕は思っています。

 

「いやいや、そうは言ってもさ!」ってところですよね。

 

全くもってその通りです。

 

こちらも相手もいい大人です。

 

嫌いであっても、苦手であっても付き合い方はあります。

 

全部聞き流してたら完全に干されます。

 

そこで僕からのアドバイスです。

 

どんなに嫌いだったり苦手だったりしても

 

最低限のあいさつはしましょう。

 

これさえ押さえていれば、なんとなくうまくいきます。

 

おはようございます。

お疲れ様です。

ありがとうございます。

すみませんでした。

お先に失礼します。

 

この他にもいろいろあると思いますが、人として、やっぱり最低限あいさつはしましょう。

 

じゃなきゃ、今度は自分も“嫌な奴”になっちゃいます。

 

 

誰とでもうまくやる必要はありません。

 

でも全くやらなくて良いということでもありません。

 

嫌い、苦手はあって然り。

 

それでもうまくやるのが“真のコミュニケーション能力”かもしれませんね。

 

 

 

 

 

【閲覧注意】人の壊し方

 

人と人とを繋ぐためのコミュニケーションですが、その方法を変えるだけで簡単に人が壊れます。

 

怖いくらい簡単です。

 

このセクションでは、その方法を書きます。

 

決して実践はしないでください。反面教師として見てください。

 

 

 

方法① あいさつを無視する

 

単純そうですが、これは効果抜群です。

 

死ぬほど効きます。

 

日常のあいさつは全部無視してください。

 

あいさつされても顔も目も向けないでください。

 

そうすると、そのうちあいさつしなくなります。

 

 

 

方法②目を合わせないで話す

 

これも相当効きます。

 

仕事上、どうしても話さなくてはいけないこともあります。

 

そんな時は相手の目を見ずに話しましょう。

 

何か別のことをやりながら話を聞くのも効果的です。

 

そのうち仕事のことも聞きに来なくなります。

 

 

 

方法③敬語で話す

 

これはジワジワ攻める方法です。

 

仲の良い人や気に入っている人にはフランクに話しますが、気に入らない奴には徹底的に敬語を使いましょう。

 

そうすれば、明らかに壁があるように感じるので、だんだん話しかけなくなってきます。

 

 

 

この3つができれば、人は少しずつ壊れていきます。

 

ちなみにこの3つ、僕が総務課にいた時クソ上司にやられたこと全てです。

 

これで後輩も1人辞めました。

 

僕も何度も辞めようと思いましたが、そうなる前に異動できたから、今も辞めずにいれるだけです…。

 

 

どんな人にも、得意な人苦手な人はいます。

 

けれど、自分の好き嫌いだけで人の人生めちゃくちゃにするようなのは間違ってます。

 

僕は上司にやられたこと一生忘れません。

 

先にも書きましたが、

 

コミュニケーションは人と人とを繋ぐためのツールです。

 

絶対に間違った使い方はしないでくださいね!

 

 

 

 

【まとめ】

 

どうでしたか?

 

今回はコミュニケーションについて書いてみました。

 

この記事を書いている時、日大のアメフト部の問題が起きました。

 

ニュースを見ると、言った言わないの水掛け論になってますね。

 

コミュニケーションがどうとか言ってましたが、ありゃもうコミュニケーション以前の問題ですよね…。アホとしか思えない…

 

日大のことはさておき、

 

今回書いたことは明日にでも実践できることが多いはずです。

 

コミュニケーションが上手な人も、ちょっと苦手な人も

 

元気なあいさつから、明日を始めてみませんか(^^)?

 

今回も最後までありがとうございました(^^)!

 

 

 

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火災とは

お疲れ様です、leoです。

 

四月はなんだかバタバタしてて嫌ですね。

 

本部の人なんか、一体いつまで仕事してるんやら…もうあそこには戻りたくない(;´д`)!笑

 

さて、今回は消防士の基本である“火災”について書いていきたいと思います。

 

火災とはそもそも何なのか

どんな現象なのか

 

本当にそもそもの事を書いていきます。

 

僕も原点に立ち返って、もう一度勉強するつもりで書くので、今回も最後までお付き合いよろしくお願いします(^^)

 

 

 

 

 

【火災とは】

 

さっそくですが、皆さんは「火災とは何か」と聞かれたら、どのように答えるでしょうか?

 

調べてみると、いろいろと定義があるみたいですね。

 

ではでは、Google先生に聞いてみましょう。

 

火災とは、火による災害のことをいう。

一般的には火事ともいう。

 

全くもって、そのまんまですね。笑

 

でもまさにその通り。火災とは火による災害のことをいいます。

 

でも、僕たち消防士が考えていたのとは、少し違いませんか?

 

僕たち消防士が考えた“火災”は、きっと以下のとおりかと思います。

 

火災とは、次の3つの要素を満たすものをいう。

1.人の意図に反して発生し、

2.消火の必要がある燃焼現象であり、

3.消火施設の利用を必要とするもの。

※爆発現象は、上記の2,3の有無に関わらず火災に該当する。

 

僕も考えていたのはこっちでした。

 

これは総務省消防庁の「火災報告取扱要領」に定められている定義ですね。

 

消防士であれば、覚えておいて損はありません!

 

この他にも、ISOでは「時間的及び空間的に制御されず拡大する急激な燃焼」なんて書かれているようです。

 

つまり一言に火災と言えど、その定義は統一されていないということなんですね。

 

正直、僕もISOのことは知りませんでした…勉強不足(ー ー;)

 

しかしながらどれにおいても共通するのは、

 

 というワード

 

さらには“燃焼現象”というワードが出てきます。

 

ではでは、次のセクションではそこにフォーカスしてみたいと思います。

 

 

 

 

 

【“燃える”とは】

 

みなさんは“燃える”という現象を説明できますか?

 

火災とはあまり関係ないことかもしれませんが、この“燃える”という現象を知ると、その逆の“消火”についても理解しやすくなるはずです。

 

それでは早速Google先生に聞いてみましょう!

 

燃えるとは、火がついて炎が立つこと。または燃焼すること。

 

思っていたとおりの答えですね。

 

では、“燃焼”とは具体的にどのような現象なのでしょうか。

 

燃焼とは、可燃物が空気中または酸素中で光や熱の発生を伴いながら、激しく酸素と反応する酸化現象のことである。 

また、燃焼現象には炎を有する有炎燃焼と、炎を有しない無炎燃焼(線香の火やタバコの火など)がある。

 

なるほど、「燃える=燃焼=酸化現象」というわけですね。

 

さらに燃焼現象には、炎が立つ有炎燃焼炎が立たない無炎燃焼があるということもわかりました。

 

つまり僕たち消防士は、火災現場という巨大な酸化現象に対峙しているということになりそうです。

(無理矢理感ハンパないですが、そこは良しとしてください!)

 

そして燃焼には、燃焼の三要素と呼ばれるキーワードが存在します。

 

燃焼の三要素とは何か、次に書いていきます。

 

 

 

 

【燃焼の三要素】

 

物が燃える現象、燃焼現象には3つの要素が必要となります。

 

みなさん知っていると思いますが、もう一度復習です(^^)

 

燃焼の三要素

  1. 可燃性物質
  2. 酸素
  3. 火源

 

さて、全部スラスラ答えられましたか?

 

燃焼の三要素、消防学校初任科で習いましたね。

 

ちなみに僕が教わった時は、この三要素に加え“反応の継続(連鎖反応)”を加えた「燃焼の四要素」とも言っていましたが、この記事では三要素として進めて行きますね。

 

そしてこの燃焼の三要素のうち、どれか1つでも欠けたら燃焼現象は起こりません。

 

つまり逆を返せば、

 

燃焼の三要素のうち1つでも取り除くことができれば燃焼現象は収まる

 

ということですね。

 

この燃焼の三要素、消火活動をする上でものすごく大切なキーワードです。

 

上で太字で書いた部分、忘れないで次に進みましょう。

 

 

 

 

 

【消火とは】

 

んなもん知ってるよ!と聞こえてきそうですが、改めて書いてみます。

 

消火とは、火を消すこと。特に火災を消すことを指す。

現象としては、燃焼と呼ばれる連鎖反応を止めることをいう。

 

はい、まさにですね。

 

僕たち消防士の一番の仕事であります。

 

前のセクションでも少し書きましたが、消火の理論は、

 

燃焼の三要素のうち1つでも取り除くことができれば燃焼現象が止まる。=消火できる。

 

ということになります。

 

僕たち消防士は主に水を使った消火活動を行っていますが、これも燃焼の三要素のうちの1つを取り除くことによって消火しているものです。

 

こんな風に、燃焼の三要素に対して“消火の三要素”というものがあります。

 

もうみなさん知っていると思いますが、これも改めて見直してみましょう(^^)!

 

 

 

 

【消火の三要素】

 

燃焼の三要素に対して、消火の三要素があります。

 

早速1つずつ書いていきます。

 

1.除去消火

可燃物の供給を止めたり、周りの可燃物を取り除いたりして消火する方法。もう本当にそもそも論の方法。

〜例〜

  • ガスの元栓を閉める
  • 林野火災の際、周りの木を切り倒す
  • 延焼しないように隣の家を壊す(これは江戸時代の“破壊消火”というやつです。)

個人的には、もはや消火とは言えないのではないかと思っています。

林野火災ならまだしも、建物火災ではなかなかできない消火方法ですね。

 

2.窒息消火

酸素の供給を止めたり、燃焼に必要な酸素濃度を下げたりして消火する方法。

〜例〜

  • アルコールランプに蓋をする
  • 炭つぼに炭を入れる
  • コンピュータ室に不活性ガス(CO2やハロゲン)を注入する
  • 部屋を密閉して空気を遮断する

前述の除去消火に比べ、かなり効果的かと思います。僕たちも泡消火などで窒息消火を行なっていますしね。

ただし、酸素の供給を断つということは人命にも大きく関わってきます。

消火設備として備えられているような場所での消火活動時は、十分に気をつけて活動しなければなりませんね。

 

3.冷却消火

可燃物の温度を燃焼に必要な温度以下に下げて消火する方法。一番メジャーな消火方法。

〜例〜

  • 水をかける

僕たち消防士は、水を使った冷却消火を行っています。

水には強い冷却効果がある上、可燃物を覆うことで窒息消火の効果もあります。さらには資源も豊富で入手しやすいという、ほとんどメリットしかないため、科学技術が発展した現代でも、消火の際に水を使用し続けています。

 

 

覚えていましたか?消火の三要素はこんな感じです。

 

僕たち消防士は、この三要素を理解した上で活動しなければなりません。

 

しかもこの三要素、それぞれにデメリットを抱えています。

 

除去消火であれば、そもそも可燃物を除去できない

窒素消火であれば、酸素供給を断つことで人命の危険性が増す、バックドラフトの危険性が増す

冷却消火であれば、水を使えない禁水性物質がある、油ダメ、電気もダメ

 

などなど…。

 

それぞれの持ち味がある分、それぞれができない事もあるということです。

 

特に冷却消火で挙げた“禁水性物質”については要注意ですね。

 

気になった人はググってみてください。

 

ちなみに余談になりますが…

 

建物火災の“鎮火”って、実は放水で冷却消火して消火できた訳ではなくて、単に可燃物が全て燃えきって可燃物がなくなっただけの除去消火だったりして…

(めっちゃ皮肉ですよねぇ…)

 

 

 

 

【まとめ】

 

さて、今回は火災について書いてみました。

 

改めて書いてみると、やっぱり奥が深いですね。

 

消火活動は、僕たち消防士の一番の仕事です。

 

火災とはそもそも何か。

 

ここに書いた以上のことを学ぶキッカケになればと思います。

 

 

 

さてさて、すっかり長くなってしまいました(;゚Д゚)

 

私ごとですが、今月から消防隊の自主勉強会なるものを立ち上げました。

 

どんな風になるかビクビクしながらやっていますが、なかなか人数も集まり、若い子たちの反応も良い感じです!

 

いずれこのブログでも、勉強会の近況を報告したいと思います。

 

せっかくなら、みんなでシェアしたいですしね(^^)

 

というわけで、僕も新年度新しいこと始めました!

 

どんどん勉強して、どんどん成長する一年にしたいと思います!

 

改めて、今年度もこのブログをよろしくお願いします(^^)

 

今回も最後までお付き合いありがとうございました!

 

 

 

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新年度を迎えて

お疲れ様です、leoです。

 

新年が明けて、あっという間に新年度がやってきました。

 

今年も3ヶ月が過ぎたってことですね。

 

早すぎ…(;´д`)

 

異動発表も終わり、新たなスタートを切るみなさん

 

新規採用で“消防士”として新たなスタートを切ったみなさん

 

新年度を迎えて、それぞれが新たなスタートを切ったことと思います。

 

さて、みなさんはこの1年をどう過ごしますか?

 

現職消防士として新年度を迎えたみなさんは、新しい所属、人、環境になり、希望や不安でいっぱいでしょうか?

 

はたまた、これから消防士として“仕事”をしていくみなさんはどうですか?

 

僕の感覚ですが、仕事を始めてからというもの

 

新年よりも新年度に対する気持ちの切り替えの方が大切な気がしてなりません(ー ー;)

 

なんせ人が変わって環境が変わるので、

 

良くも悪くも心機一転ですからねぇ…。

 

今回は現職のみなさんに向けてというよりも、新たに消防士として働くことになったみなさんに向けて書いていこうと思います。

 

良ければ最後までお付き合いください(^^)

 

 

 

 

【新年度を迎えて】

 

消防士として新たな一歩を踏み出したみなさん

 

ようこそ消防士の世界へ!

 

きっと消防士になったきっかけは色々あるかと思います。

 

小さな頃から消防士に憧れ、夢に見て入った人

 

カラダを動かすのが好きで、消防士ならそれが叶いそうだと思って入った人

 

公務員だから何となく入った人

 

どんな理由であれ、今の時代に公務員試験という難関を突破して消防士になったことは

 

大いに誇りに思ってください。

 

本当にスゴいことです!

 

しかし!

 

ここからは考え方を変えてもらわなくてはなりません。

 

どんな理由で消防士になったにしても、 

 

消防士になった以上、周りから求められることは非常にたくさんあります。

 

これからは消防士として、

 

人に誇れる態度、振る舞い、身だしなみでいなければなりません。

 

消防士はどんな世代の人から見ても“ヒーロー”です。

 

決してダサいと思われるような消防士にはならないでください。

 

所属によっては先輩達がグータラして、どうしようもない感じのところもあると思います。

(僕の所属もそんなところあります。)

 

けれど、それに感化されちゃダメです!

 

いつどこで誰が見ても、カッコイイ消防士でいてください。

 

これは僕からのお願いであり、いつまでも失わないで欲しい思いです。

 

また、きっとこれからの日々は、理不尽なことがたくさんあると思います。

 

本当にたくさんあります。

 

こんなくだらないことで怒られるのかと

 

こんなつまらないことで怒鳴られるのかと

 

お前もできてないのに俺に言うのかと

 

今まで生きてきてこんな理不尽なことはなかったと思うくらい、本当に理不尽なことばっかりだと思います。

 

ちなみに僕は過去に、夜ご飯に生姜焼きを出した時に「今度バラ肉で生姜焼き作ったらブッ◯すぞ!!!」と怒鳴られました。

 

人生で初めて「ブッ◯す」と言われました。たぶん一生忘れません。笑

 

僕の話はさておき!

 

全てが理不尽なことばかりではありませんが、消防という特殊な社会では往々にしてありえることです。

 

ので、それを受け流す術を、いち早く身に付けて欲しいと思います。

 

全部を真正面から受け止めていたら、きっとすぐに潰れちゃいます。

 

「あぁ、またあの人言ってるよ」くらいの気持ちを持てるように頑張って欲しいです。

 

そしてここからは、さらに偏った僕個人の考え方を書きます。

 

 

 

 

【もし本当にキツかったら…】

 

「新年度を迎えて」というタイトルなのに、こんなこと書くのはおかしいかもしれませんね(ー ー;)

 

でも書かなくてはいけないことだと思うので、はっきり書かせてもらいます。

 

 

毎日がどうしようもなく理不尽で

 

やる事なす事全部怒られて

 

逃げ場もなくなっちゃった

 

もう本当どうしようもない

 

本当に本当にキツくなったら

 

逃げて大丈夫。

 

まだまだ若い20代。

 

そんな職場にいることはないです。

 

確かに、人を救うとても良い仕事です。

 

でも、あくまでも仕事です。

 

夢や理想だけでは仕事はできません。

 

身も心もボロボロになって、病気になってまで働く必要は全くありません。

 

“今時の子は我慢できないし、忍耐もないからダメだ!”

 

なんて言われるかもしれません。

 

そりゃ多少の我慢や忍耐は必要です。僕も最近の子はなぁ…って思うこともあります。

 

でもだからと言って、身体や心が壊れるまで我慢する必要はありません。

(むしろそんな環境になってる職場が異常ですよね。)

 

仕事では“あなた”の代わりはたくさんいるかもしれません。

 

けれど仕事以外では“あなた”は“あなた”しかいません。

 

仕事なんて結局、金稼ぐための手段にすぎないんです。

 

だから本当に本当にキツかったら、逃げて大丈夫です。

 

絶対大丈夫。

 

 

 

 

…僕の想いをブチまけてやりました。

異論、反論認めます。でも優しい感じでお願いします(>人<;)

 

 

さて、次で最後のセクションとします。

 

あと少し、お付き合いよろしくお願いします(^^)

 

 

 

 

【最後に一言】

 

みなさんは晴れて消防士になりました。

 

消防士になりたくて

公務員になりたくて

カラダを動かせる職業に就きたくて

 

この他にもたくさん消防士になった理由があると思います。

 

どんな理由にせよ、消防士になると決めて、その目標を達成し、今日から消防士として働くということは本当にスゴいことです!

 

そこで僕から最後に一言、みなさんに伝えたいと思います。

 

 

 

みなさん、

 

“消防士としての目標”を定めてください!

 

 

…ん?なんのこっちゃ?と、思いましたか?笑

 

どういうことか、ちょっと書いていきますね。

 

 

 

 

【消防士としての目標】

 

きっとみなさんは、今まで“消防士になる”ということを目標に頑張ってきたと思います。

 

そして見事、消防士になることができました。

 

目標達成、つまりゴールしたわけです。

 

ではでは、消防士になったみなさんの次の目標は何でしょうか?

 

僕が思うに、新規採用される人たちは、ある種の燃え尽き症候群になっている気がします。

 

というのも、受験や公務員試験という、ものすごい競争の中を勝ち抜いて、ようやくゴールにたどり着いたわけですからね。

(そもそも“就職することがゴール”になってる今の社会がおかしい気がしますが…)

 

きっとすぐには新しい目標を決めることはできないかと思います。

 

でもそのままズルズル行かないでください。

 

みなさんは“消防士になる”というスゴい目標を達成したんです。

 

消防士としての新しい目標を定めて、それに向けて新たにスタートを切ることくらい、なんてことないはずです。

 

仕事を楽しくするのも、つまらなくするのもあなた次第です。

 

どうせやるなら目標を持って、それに向けて毎日頑張れるようにしてはどうでしょうか(^^)?

 

 

 

 

【まとめ】

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

新年度を迎えて、それぞれが新しいスタートを切りました。

 

現役の人も、新規採用の人も、

 

それぞれが“消防士としての目標”を持ち、1年を過ごして欲しいと思います。

 

いつもの1年にするか

新しい1年にするか

 

あなた次第です。

 

あなたはどちらの1年を過ごしたいと思いますか?

 

僕も頑張りますよー!!

 

 

 

というわけで、僕は今年度新しい取り組みを開始します。

 

その経過や内容について、いずれこのブログでシェアしていきたいと思います!

 

今回も最後までお付き合いありがとうございました(^^)!

 

今年度も頑張って行きましょー!!

 

 

 

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ドクターヘリって何だ?

 

お疲れ様です、leoです。

 

だんだん暖かくなってきましたね!

 

そして花粉症絶好調です…もう本当にツラい…

 

目と鼻取ってゴシゴシ洗いたい(;ω;)

 

ところで、最近世間では“パワハラ”の話題がたくさんですね…

 

どこの世界でも露見し始めているみたいです。

 

僕も以前書きましたが

 

ハラスメントとは - 消防士の教科書

 

やっぱり大事なのは信頼関係なのではと思うこの頃です。

 

僕ももう一度自分の立ち振る舞い考え直さねば…

 

さて、今回はドクターヘリについて書いていきます。

 

ちょっと前にコードブルーの新章が放送されていたので、世間的にもだいぶ広まったのではないかと思います。

 

ではそのドクターヘリとは何なのか、僕たち消防とどんな関係があるのか、少しずつ書いていきたいと思います。

 

良ければ今回も最後までお付き合いください(^^)

 

 

 

 

 

【ドクターヘリとは】

 

見出し良い感じじゃないですか?

 

ちょっとだけこのブログの機能を使いこなせるようになりました。笑

 

さて、そもそもドクターヘリとは何なのか

 

みなさん知っていますか?

 

早速Google先生に聞いてみましょう!

 

ドクターヘリとは、救急医療用の医療機器等を装備したヘリコプターのことで、医師及び看護師が同乗し救急現場等へ向かい、現場等から医療機関に搬送するまでの間、傷病者に救急医療を行うことができるヘリコプターのことをいう。

 

なるほど、考えていたとおりですね。

 

ドクターヘリは、医師と看護師を救急現場まで連れてきてくれます。

 

さらに病院へ搬送するまでの間にも、医師と看護師により適切な医療行為が行われます。

 

つまり“運ぶ”だけでなく“救急医療付き”ということです。

 

僕たち救急隊は、救急救命士の特定行為が拡大されたりして、救急隊としてやれることも増えてはきましたが、どちらかというと、まだまだ“運び屋”ですね。

 

さらに、ヘリコプターは渋滞がないし速度制限もないので、現場に来るのも病院に向かうのもメチャメチャ早いです。

 

救急車なんて比じゃありません。

 

本当すぐ現場に来て、すぐ病院着いちゃいます。

(乗ったことありませんが)

 

これ、一刻を争うような患者さんにとっては、ものすごい医療サービスだと思います。

 

本当、ドクターヘリは救急の世界に革命を起こしましたよね。

 

ちなみに2017年3月時点で、東京以外の41道府県に51機配備されているようです。

 

数字だけ見ると全国的に配備されているような気がしますが、そんなことはないようです。

 

やはり地域により格差があるようです。

 

なぜかと言うと…

 

みなさんはドクターヘリの運用費用はどれくらいか知っていますか?

 

なんとびっくり、ドクターヘリ1機あたりの運用費用は

 

年間約2億円かかるといわれています。

 

…めちゃめちゃ高い( ゚д゚)!

 

この運用費用は、国と都道府県が負担することとなっており、今では国が最大9割を負担してくれるらしいです。

 

にしても高すぎるため、まだまだ全国に配備されるには至っていないみたいです。

 

お金の話が出たので、ドクターヘリの利用料金についても触れます。

 

ドクターヘリで搬送された場合の費用は…

 

基本、無料です。

 

救急車と同じで料金はかかりません。

 

が、ちょっと調べてみたところ、中には請求された人もいるようです。

 

その人は「呼んだら請求された」とのことなので、もしかしたらドクターヘリではないのかもしれません。

(これについては下の方で詳しく書きます)

 

が…謎の部分です。

 

ただ、僕が知る限りでは、

 

“ドクターヘリで搬送されて利用料金を請求された!”

 

なんて話は聞いたことがないので、基本的には無料だと思っていて大丈夫かと思います。

 

 

 

【ドクターヘリの仕事】

 

1.ドクターヘリの仕事

 

ドクターヘリの主な仕事は、医師・看護師を救急現場へ搬送し、救急患者をいち早く病院へ搬送することです。

 

「救急車と同じじゃん!」と思うかもしれませんが、ちょっと違います。

 

僕たち救急隊は、医療行為を行うことはできません。

 

助けたい命が目の前にあっても、できることは限られ、ただただ早い搬送を求められます。

 

きっと救命士の人は、もどかしい思いを何度も経験しているかと…。

 

しかしドクターヘリは違います。

 

医師・看護師を現場へ連れてきてくれるので、資機材さえあれば現場で医療行為を行うことができます。

 

救急車内で緊急開胸心臓マッサージをやっていた現場もありました。

 

“医療を救急現場へいち早く届けること”

 

これがドクターヘリの一番の仕事であり、最大のメリットですね。

 

 

2.ドクターヘリの運行時間

 

ドクターヘリには、日の出から日没までという運行時間があります。

 

つまり夜は飛べません。

 

また、悪天候の日も飛ぶことはできません。

 

「いやいや、自衛隊のヘリとか飛んでるじゃん!ドクヘリも頑張れよ!」

 

と思いますが、そこは患者さんファーストです。

 

ドクターヘリこそ“安全第一”。

 

救急車で道路の凹凸を気にしながら運転するのと同じで、患者さんへの負担を最小限にするために必要な措置だと思います。

 

ましてや空路、絶対に事故がないことが大前提ですからね。

 

 

3.フライトドクターとフライトナース

 

ドクターヘリに搭乗する医師、看護師のことを

 

フライトドクター

フライトナース

 

なんて呼んでいます。

 

僕の高校の友人にフライトナースの(めちゃめちゃ可愛い)子がいますが、やはり中々の狭き門のようです。

 

めっちゃ勉強したと言っていましたね。

 

ちなみに出動がないときは、救急室で救急医として勤務しています。

 

ドクターヘリの出動要請があると、すぐさまヘリに乗り救急現場へ駆けつけてくれるわけです。

 

 

4.パイロット

 

ドクターヘリのパイロットは、医師でも看護師でもましてや消防士でもありません。

 

完全に民間会社の社員さんです。

 

朝日航洋さんが1番有名かもですね。

 

ドクターヘリのパイロットになるには、まずは操縦士の資格を取得しなければなりません。

 

その費用は約1,000万円…( ゚д゚)!

 

これもまたある意味、狭き門のようですね。

 

 

5.消防との関わり

 

①ドクターヘリの出動

 

ドクターヘリは“消防の要請に基づき”出動します。

 

あくまでも消防からの要請があった上で、救急現場に飛んできてくれるので、一個人からの要請は受けていないということですね。

(だから「呼んだら請求された」は、ドクターヘリではないのかもと思いました。)

 

②現場でのドッキング

 

ドクターヘリは専用の緊急ヘリポートに着陸します。

 

それを“ランデブーポイント”と僕らは呼んでいます。

 

このランデブーポイントに着陸するにも、ただポンッと着陸するわけではありません。

 

ダウンウォッシュ(ヘリコプター特有の吹き返しの風のことです)で砂やホコリが舞わないように散水したり

周りの住民への注意喚起の広報をしたり

ランデブーポイント付近への立ち入りを制限したりなど

 

ドクターヘリの着陸に関する安全管理を消防隊が行います。

 

また、よく“ヘリコプターの誘導はするの?”なんて聞かれますが

 

ヘリコプターの誘導は一切やりません。

 

というか、やると怒られます。

(しかも激オコです。)

 

着陸・離陸に関しては、全てパイロットさん任せです。

 

僕たち消防は、あくまでも付近の安全管理と広報です。

 

③傷病者の引き継ぎ

 

救急車で傷病者をランデブーポイントまで運び、ドクターヘリに引き継ぎます。

 

傷病者の容態にもよりますが、救急車内で応急処置をしたり、そのままヘリに乗せてすぐ離陸、なんてこともあります。

 

僕の経験上ですが、ドクヘリの先生と看護師さんは優しい人ばかりです。

 

引き継ぎも丁寧に聞いてくれて、最後には労いの言葉を言ってくれたり…

 

救急室のピリピリしている先生たちとは大違いです…(ー ー;)

(なんて書くと怒られるかもしれませんが、本当救急室の先生&看護師さんは怖いんです…)

 

傷病者を引き継ぎ後、僕たち消防隊&救急隊は帰署となります。

 

 

 

 

【まとめ】

 

いかがでしたか?

 

ドクターヘリのこと、少しは伝わったでしょうか?

 

ドクターヘリは僕たち消防と深い関わりがあります。

 

ドクターヘリは、救急隊ではできなかった医療サービスを提供してくれます。

 

しかもものすごいメリットを持って。

 

しかしその反面、莫大な費用がかかるため全国的な普及には、今一歩といったところです。

 

僕たち消防士も、病院にいる先生たちも

 

目の前の命を救うために一所懸命です。

 

いち早く現場へ駆けつけ

いち早く現場へ医療を投入し

1人でも多くの命を救う

 

そのためにも、ドクターヘリはとても重要なツールです。

 

これからもっともっと普及していって欲しいですね。

 

国の偉い人たちに頑張っていただきたい限りです!

 

それでは今回はこの辺で。

 

今回も最後までありがとうございました(^^)

 

今日辺り異動発表かな〜笑

 

 

 

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トミカ No.97 ドクターヘリ 箱

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東日本大震災から7年

こんばんは、leoです。

 

今日がもうすぐ終わります。

 

今日で東日本大震災から7年が経ちました。

 

僕たち消防士にとって、忘れてはならない日です。

 

あれから7年が経ち、みなさんはどう変わったでしょうか。

 

組織は変わったでしょうか。

 

個人の考え方や行動は変わったでしょうか。

 

自分の中で何か変わったでしょうか。

 

きっとそれぞれあるはずです。

 

さんまさんじゃないですが

 

“生きているだけで丸儲け”です。

 

でもただ生きているだけじゃもったいないと、僕は思っています。

 

だからいつか、この消防という特殊な世界に風穴ぶち開けてやろうと思っています。

 

そのためにも、こうして書いているブログでも、僕の考えや思いを発信し続けていこうと思います。

 

 

東日本大震災から7年。

 

また明日から1日を大切に、楽しんで過ごしていきたいですね。

 

今回は消防とはあまり関係がありませんでしたが…

 

少しでも考えるキッカケになれば嬉しいです(^^)

 

それではまた。

 

最後まで見ていただいてありがとうございました!

 

 

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素朴な質問コーナー

お疲れ様です、leoです。

 

もうすぐ2月が終わります。

 

早すぎてビビります( ゚д゚)!

 

 そういえばみなさん、目標立てましたか?

 

時間は誰にでも平等です。

 

この1年をどう過ごすか。

 

改めて目標を立てて過ごしてみてはどうでしょうか?

 

目標と目的について - 消防士の教科書

 

さて、今回は「素朴な質問コーナー」ということで

 

消防にまつわる様々な“質問”について書いていきます。

 

小学生や幼稚園児に聞かれるようなことも書いていくので、良ければ施設見学の時に参考にしてください!笑

 

それでは今回も、最後までお付き合いよろしくお願いします(^^)

 

 

 

 

【素朴な質問】

 

ガンガン行きますよー!

 

 

Q.なぜ消防車は赤いの?

 

A.道路運送車両の保安基準で定められているからです。

 

赤になった理由は定かではありませんが、日本に初めて輸入された消防車が赤で、それ以来赤色になっているとも言われています。

 

さらには“赤”が火災を連想させることから、赤いとも言われています。

 

 

Q.じゃあ救急車はなんで白いの?

 

A.これもまた、道路運送車両の保安基準で定められているからです。

 

そしてまた、なぜ白になったかは定かではないようです。

 

日本に初めて輸入された時、白い救急車だったとか、白は清潔を表す色だとか言われているようですね。

 

 

Q.消防士になりたい!

 

A.公務員試験の勉強しまくりましょう!

 

とにかく過去問を解きまくると良いと思います!

 

 

Q.ぶっちゃけ年収いくら?

 

A.平均700万円を超えています。

 

というのは、あくまでも平均のお話です。

 

自治体により格差がかなりあります。

 

もう一度言います。

 

自治体により格差が“かなり”あります。

 

ぶっちゃけた話、僕のいる所属では手当がどんどん削られています…。

 

僕たち末端の消防職員は、周りの一般企業よりずっと少ない給料ですね…。

 

ので!あくまでも700万円超えは平均のお話。

 

決して給料が良いとは限りませんね。

 

 

Q.なんで火を消す時に水を使うの?

 

A.水は冷却効果にとても優れているからです。

 

また、コストが安く資源が豊富であることも理由の1つです。

 

より効率的に消火ができる泡消火剤や強化液などもありますが、コストがかかるし数に限りがあります。

 

そのため、科学が発展した今でも、消火の際は水を第一に使っているんです。

 

 

Q.消火に使った水の料金って、誰が払ってるの?

 

A.水道局が払ってくれます。

 

火災を消火する際に使用した水は、消防署が払うのでもなく、火事を起こした人が払うのでもなく、水道局が払うことになっています。

 

正確には、水道局が払うというより、消火に使った水の使用料は請求できないことになっています。

(水道法第24条第3項をチェック!by Google先生

 

つまり消火に使った水の料金は“タダ”ということですね。

 

だから万が一火事を起こしてしまっても、消火で使った水代を請求される心配はないということです。

 

でもでも、よく考えてください。

 

水道局は公共の施設です。

 

つまり僕たちが払っている“税金”で、施設を運営しているということです。

 

その税金で運営している水道局が、使用料を徴収できないということは、

 

僕たちが払った税金で、水の使用料を払っているということになります。

 

つまり自分たちのところに返ってきている訳ですね。

 

みなさん、税金はキチンと納めましょう!

(なんの話だ!汗)

 

 

Q.鎮圧と鎮火の違いって何?

 

A.下記のとおりです。

 

鎮圧→火勢が収まった状態になること

 

鎮火→完全に火が消えた状態になること

 

つまり現場では、鎮圧してから鎮火という流れになります。

 

ちなみに僕の上司は、この区別を理解していません。笑

 

 

Q.CAFSって何?

 

A.「Compressed Air Foam System」、日本語では「圧縮空気泡消火装置」といいます。

 

“キャフス”と呼ばれていますね。

 

水と少しの消火薬剤を混ぜ合わせ、そこに圧縮空気を入れ発泡させ、効果的な消火を行える装置のことです。

 

昔でいう泡消火の超進化版みたいな感じです。

 

これによって隊員の負担が減り、さらには水損防止や延焼防止にも効果があります。

 

 

Q.査察って何?

 

A.消防による建物の立入検査のことです。

 

建物の防火管理体制は整っているか、設備はきちんと維持管理されているかなど、消防職員が建物へ出向き検査を実施します。

 

そのことを僕たち消防士は査察と呼んでいます。

 

ただ、一般の方には聞きなれない言葉なので、丁寧に伝えるなら“消防の立入検査です”と言うのがベストでしょう。

 

予防の話はまた別の機会にまとめます!

 

 

Q.緊急走行時の制限速度は何km?

 

A.一般道は80km、高速道路は100kmまで制限が緩和されています。

 

緊急走行する際には、赤色灯を点灯させサイレンを吹鳴しなければならないなどの遵守事項があります。

 

また、赤信号でも停止せずに通過することができます。

 

ちなみに制限が緩和された速度以上で走行した場合、処罰された事案もあったようです。

 

ので、機関員の人もこれから機関員になる人も、緊急時でも安全運転を常に心がけて運転しましょう!

 

機関員についても、近いうちにまとめたいと思います。

 

 

Q.救命士って救命隊の人と違うの?

 

A.同じようで全然違います。

 

救命士は「救急救命士」という国家資格を持つ、いわば救急隊の中のスペシャリストみたいな感じです。

 

救命士は医師の指示の下、薬剤投与や気管挿管などの高度な救命処置を行うことができます。

 

救命士の資格を持たない一般の救急隊員は、消防学校の専科教育を規定時間受け、救急隊員としての資格を得ますが、救命士と違い、薬剤投与や気管挿管などの高度な救命処置はできません。

 

 噂によると、救命士の試験は毎年難しくなっているようです…受けるなら今がチャンスです!!

 

 

Q.出動していないときは何してるの?

 

A.事務仕事や訓練をしています。

 

以前の記事を見てもらえればわかるかと思います!

 

消防の仕事 - 消防士の教科書

 

 

 

Q.非番の日は何してるの?

 

A.道の勉強や水利の位置を確認したりします。そのあとはパチンコに行く人が多いです。

 

非番にあたる日は、ほぼ半日休みのようなものなので、それぞれ自由に過ごしています。

 

ただ非番の日の朝まで仕事だったので、家に帰って寝てしまうことがほとんどかもしれませんね。

 

中には遊びまわる人もいますが…本当、人それぞれです!

 

 

Q.採用試験の体力テストは厳しい?

 

A.希望する自治体の試験内容によります。

 

僕は東京消防庁の二次試験を受けたこともありますが、

 

本当に基礎体力を検査するようなものでした。

 

ちなみに僕の所属では、シャトルランもやりました。

 

個人的には、走り込みと懸垂はやっておいても良いかなと思います。

 

 

 

…思いつく質問を書いてみました。

 

まだまだ質問はあると思いますが、今回はこの辺で打ち止めとします。

 

 

 

【まとめ】

 

こうして質問を書いてみると、また記事にすべきことが洗い出しできた気がします。

 

これからも頑張って更新していきます!

 

今回はまとめにはなりませんが…

 

最後までありがとうございました(^^)

 

 

 

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